グレアム・ポッター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/01/10 00:13 UTC 版)
|
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
ブライトン監督時代のポッター（2022年）
|
||||||
| 名前 | ||||||
| 本名 | Graham Stephen Potter | |||||
| ラテン文字 | Graham Potter | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |  イングランド |
|||||
| 生年月日 | 1975年5月20日（49歳） | |||||
| 出身地 | ウェスト・ミッドランズ州ソリフル | |||||
| 選手情報 | ||||||
| ポジション | DF | |||||
| 利き足 | 左足 | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 1992-1993 | バーミンガム・シティ |
25 | (2) | |||
| 1993 | → ウィコム・ワンダラーズ (loan) |
3 | (0) | |||
| 1993-1996 | ストーク・シティ |
45 | (1) | |||
| 1996-1997 | サウサンプトン |
8 | (0) | |||
| 1997-2000 | ウェスト・ブロムウィッチ |
43 | (0) | |||
| 1997 | → ノーサンプトン・タウン (loan) |
3 | (0) | |||
| 1997-1998 | → ノーサンプトン・タウン (loan) |
1 | (0) | |||
| 1999 | → レディング (loan) |
4 | (0) | |||
| 2000-2003 | ヨーク・シティ |
114 | (5) | |||
| 2003-2004 | ボストン・ユナイテッド |
12 | (0) | |||
| 2003 | → シュールズベリー・タウン (loan) |
5 | (0) | |||
| 2004-2005 | マクルズフィールド・タウン |
57 | (8) | |||
| 通算 | 320 | (16) | ||||
| 代表歴 | ||||||
| 1996 |  イングランド U-21 |
1 | (0) | |||
| 監督歴 | ||||||
| 2008 | リーズ・メトロポリタン大学 |
|||||
| 2010-2018 |  エステルスンド |
|||||
| 2018-2019 |  スウォンジー・シティ |
|||||
| 2019-2022 | ブライトン |
|||||
| 2022-2023 | チェルシー |
|||||
| 2025- | ウェストハム |
|||||
| 1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj |
||||||
グレアム・ポッター（Graham Potter, 1975年5月20日 - ）は、イングランド出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー。
経歴
現役時代は主にイングランド国内の下部リーグでプレー。1996-97シーズンのサウサンプトン在籍時にプレミアリーグでのプレー経験がある。1992年にバーミンガム・シティ（当時2部）でデビューし、2005年のマクルズフィールド・タウン（同4部）でのプレーを最後に30歳で引退した[1]。
現役引退後はPFAの援助を得てオープン大学を卒業[2]。国内の大学サッカーチームやガーナ代表女子チームのコーチとして指導者経験を積んだ[3]。
2010年12月にスウェーデンリーグ4部エステルスンドの監督に就任。ポゼッションベースの攻撃的なサッカーを展開すると共に、練習にバレエやヒップホップダンスを取り入れ、ミスを恥ずかしいと思う気持ちを払拭する独特の指導を行った。そして、就任からわずか5年で1部リーグに昇格[4]。2016-17シーズンにはスウェーデンカップを優勝してクラブ初タイトルを獲得した[5]。スウェーデンカップ優勝で出場権を得たUEFAヨーロッパリーグではガラタサライやPAOKらを破り本選出場を決め、アスレティック・ビルバオやヘルタ・ベルリンと同組となったグループリーグを突破してベスト32に進出している[6][7]。
2018-19シーズンより、プレミアリーグから降格したスウォンジー・シティの監督に就任。チームは10位に終わり昇格を逃したが、シーズン終了後にプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの監督に招聘された[8]。
2022年9月8日、チェルシーFCの監督に就任[9]。2023年4月2日、成績不振によりチェルシーの監督を解任された[10]。
2025年1月8日、ウェストハム・ユナイテッドFCの監督に途中就任[11]。
監督成績
- 2025年1月8日現在
| クラブ | 就任 | 退任 | 記録 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝率 | |||
| エステルスンド | 2010年12月23日 | 2018年6月11日 | 249 | 127 | 60 | 62 | 51.00 |
| スウォンジー・シティ | 2018年6月11日 | 2019年5月20日 | 51 | 21 | 11 | 19 | 41.18 |
| ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン | 2019年5月20日 | 2022年9月8日 | 135 | 42 | 46 | 47 | 31.11 |
| チェルシー | 2022年9月8日 | 2023年4月2日 | 31 | 12 | 8 | 11 | 38.71 |
| ウェストハム | 2025年1月8日 | — | — | ||||
| 合計 | 435 | 190 | 117 | 128 | 43.68 | ||
獲得タイトル
指導者時代
- エステルスンドFK
- スウェーデン・フットボール・ディヴィション1ノッラ：1回（2012）
- スウェーデン・フットボール・ディヴィション2ノッランド：1回（2011）
- スウェーデンカップ（2016-17）
- 個人
- スウェーデンサッカーアワード年間最優秀監督：2回（2016、2017）
- スウェーデンスポーツアワード年間最優秀コーチ：1回（2017）
脚注
- ^ Who is Graham Potter?. Swansea City AFC. 2019年5月21日閲覧.
- ^ Careers After Football: Graham Potter used 'the old grey matter' to get his degree - thanks to the PFA!. Givemefootball.com. 2019年5月21日閲覧.
- ^ From Solihull to sold-out stadiums and success in Sweden’s Winter City. The Guardian. 2019年5月21日閲覧.
- ^ The remarkable story of Graham Potter - the Englishman plotting Arsenal's downfall. inews.co.uk. 2019年5月21日閲覧.
- ^ Östersunds FK historiska cupmästare. Föreningen Svensk Elitfotboll. 2019年5月21日閲覧.
- ^ Ostersunds FK: Rise of Swedish club under English manager Graham Potter. BBC Sport. 2019年5月21日閲覧.
- ^ Graham Potter: ‘I’ve shown there’s another path for English managers. The Guardian. 2019年5月21日閲覧.
- ^ “Graham Potter appointed new Brighton manager after leaving Swansea”. BBC Sport (2019年5月20日). 2019年5月21日閲覧。
- ^ “グラハム・ポッター新監督、チェルシーへようこそ！”. チェルシーFC (2022年9月8日). 2022年9月9日閲覧。
- ^ “Club Statement”. チェルシーFC (2023年4月3日). 2023年4月6日閲覧。
- ^ “ウェストハムがポッター監督の就任を発表…2023年4月以来の現場復帰「自分に合う仕事を待つことが重要だった」”. Soccer-king (2025年1月9日). 2025年1月10日閲覧。
外部リンク
- グレアム・ポッター - Soccerbase
- グレアムポッターのページへのリンク
