クライストチャーチ・タウンホールとは? わかりやすく解説

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クライストチャーチ・タウンホール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/21 18:25 UTC 版)

クライストチャーチ・タウンホール英語: Christchurch Town Hall for Performing Arts)は、ニュージーランドクライストチャーチにある多目的ホールコンサートホール

概要

正式名称は、「クライストチャーチ・タウンホール・フォー・パフォーミングアーツ」。一般的には、クライストチャーチ・タウンホールの名で知られる多目的ホール、コンサートホールである。クライストチャーチ交響楽団、クライストチャーチ・シティーコーラスの本拠地であり、ニュージーランド交響楽団のクライストチャーチ公演会場である。

歴史

デニス・ブランデルニュージーランド総督(当時)により開館宣言され、1972年9月30日に正式開館した多目的ホール。館内には室内コンサート会場のほか、劇場(ジェームズ・ヘイ劇場)、チケットカウンター、多目的練習室、会議室、レストランが併設され、クライスチャーチの文化活動の中心会場として利用されている。毎年4月に行われるリンカーン大学カンタベリー大学の卒業式典会場としても使用される。

隣接するクライストチャーチ・コンベンションセンターへはキルモア通り上空(タウンホール2階部分)に設置された専用連絡通路を通り移動できる(ただし、コンベンションセンターとタウンホールが提携を持つ催し開催時のみ使用可能)。大規模な催しが開催される時はコンベンションセンターとタウンホールを合わせ合同会場として使用される。隣接するクラウン・プラザ・ホテル(旧パークロイヤル・ホテル)へも2階からの専用連絡通路を通り移動できる(ただし、クラウン・プラザ・ホテルとタウンホールが提携を持つ催し開催時のみ使用可能)。

運営

運営はクライストチャーチ市が100%出資した会場運営会社「VBASE」によって行われている。なお、VBASE社はクライストチャーチ・タウンホールのほか、クライストチャーチ・コンベンションセンター、AMIスタジアム、ウェストパック・アリーナの運営管理も行っている。

施設概要

  • 地上2階建
  • 館内設計:サー・ミルズ・ウォーレンとモーリス・マホーニー
  • 音響設計:ハロルド・マーシャル博士(オークランド大学名誉教授)
  • 専属オルガン奏者:マーティン・セッチェル(カンタベリー大学准教授)
  • ダグラス・リルバーン・オーディトリアム(客席:2584席、オーケストラピット:130席、パイプオルガン(リガー・パイプオルガン)設置)
  • ジェームズ・ヘイ劇場(客席:1006席)
  • 練習室
  • 第1会議室、第2会議室
  • 小会議室
  • 小ホール
  • 多目的展示室
  • チケット販売窓口・インフォメーション窓口
  • カフェテリア
  • レストラン(120席)

交通

クライストチャーチ国際空港から車で約20分の距離にあり、クライストチャーチ市中心部に位置する会場。クライストチャーチ大聖堂から徒歩5分。

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