クヨ諸島とは? わかりやすく解説

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クヨ‐しょとう〔‐シヨタウ〕【クヨ諸島】

読み方:くよしょとう

Cuyo Islandフィリピン中西部パラワン島北東沖のスールー海に浮かぶ諸島。主島であるクヨ島をはじめ、大小45島々からなりパラワン州属すパマリカン島海岸保養地として知られる


クーヨー諸島

(クヨ諸島 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/10 08:31 UTC 版)

クーヨー諸島
クーヨー諸島の位置
クーヨー諸島
地理
場所 スールー海
座標 北緯10度51分 東経121度01分 / 北緯10.850度 東経121.017度 / 10.850; 121.017座標: 北緯10度51分 東経121度01分 / 北緯10.850度 東経121.017度 / 10.850; 121.017
諸島 ビサヤ諸島
島数 45
主要な島 クーヨー
マグサイサイ
アグタヤ
面積 130 sq mi (340 km2)
地方 ミマロパ地方 (region IV-B)
パラワン州
自治体 アグタヤ、クーヨー、マグサイサイ
人口統計
住民の呼称 Cuyonon
人口 45,718 (2010現在)

クーヨー諸島英語: Cuyo Archipelago)はフィリピンのスールー海北部に存在する諸島[1]ミンドロ島の南、パラワン島パナイ島の間ほどの位置に存在する。諸島は57km2の面積があり、南北に14km程度の大きさの最大の島であるクーヨー島を中心としている。

45個の島と小島からなる諸島で、合計の面積は130km2ほどである[2]。クーヨー諸島は2つの小諸島に分かれており、北部はクイニリューバン英語版グループと呼ばれ、南はクーヨーグループと呼ばれ主要自治体の中心となる島々から構成される。

地質的には本島のパラワン島と関係しており、ルソン弧英語版の西の端に位置している[2]。クーヨー島は火山島で、北部のクイニリューバンも火山後の隆起珊瑚環礁だとされ、いくつかの峰の高さは火山性の隆起を強く裏付けている[2]。ほかの多くの島々は純粋に珊瑚によって形成されたと見られる[2]

クーヨー諸島は南部と西部のクーヨー英語版、東部のマグサイサイ英語版、北部のアグタヤ英語版の3つの自治体に分けられる

2010年時点で、諸島全体で45,718人の住民が居住している[3]

北から南にクイニリューバン英語版パマリカン島マナモック島、アグタヤ島、クーヨー島などが主要な島として知られる。

クーヨー諸島とパナイ島の間の海峡はクーヨー東水道と呼ばれている。

  1. ^ Traveler's Companion Philippines 1998 p.214 Kirsten Ellis, Globe Pequot Press Globe Pequot, 1998
  2. ^ a b c d The Philippine Island world: a physical, cultural, and regional geography by Frederick L. Wernstedt, Joseph Earle Spencer p.24
  3. ^ Total Population by Province, City, Municipality and Barangay: as of May 1, 2010”. 2010 Census of Population and Housing. National Statistics Office. 2012年11月7日閲覧。

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、クーヨー諸島に関するカテゴリがあります。


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