ギジェルモ・バルガスとは? わかりやすく解説

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ギジェルモ・バルガス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/21 19:58 UTC 版)

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ギジェルモ・アバクク・バルガスGuillermo Habacuc Vargas1975年9月18日-)は、コスタリカ出身の美術家。男性。「アバクク(Habacuc)」とは、通称であり、旧約聖書預言者ハバククから取られている。

作品

  • 「eres lo que lees(何をよみとるかであなたが決まる)」
2007年8月、ニカラグアで行われたビエンナーレ(la Bienal Centroamericana Nicaragua 2007)において発表された。
野良犬を鎖につないで、餌を与えず3日間展示し、衰弱していく様子を見せるという作品である。同時にサンディニスタの歌を逆再生で流し、マリファナを焚いた。

この作品は、ナティビダ・カンダ(Natividad Canda)というニカラグアの男性へ捧げられた。この男性は、2005年11月、ある倉庫へ無断で侵入し、番犬2頭に噛み殺された。この事件に対し世間はこの男性が殺された後に初めて同情したが、バルガスはこのことを批判し「普段路上で餓死してゆく犬に対しては見ぬふりをするのに、展示場でそれを見せ付けられるととたんに同情する人々の偽善」を顕にした。

今後の活動

「eres lo que lees」によって、ホンジュラスで行われる「ホンジュラス中央アメリカ・ビエンナーレ2008」に参加する権利を与えられた。

批判

主にインターネット上で、「動物虐待だ」として、ホンジュラス中央アメリカ・ビエンナーレへの参加の取り止めを求める署名が展開されている。

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