キープ‐レフト
キープレフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 08:53 UTC 版)
キープレフト(keep left)とは、道路における車両の左側通行を定めた国において、原則として道路の中央付近を空けるため左側通行の中でもさらに左寄りを通行すべきことを表す言葉である[1][2]。これに対して、右側通行の国において右寄りを通行すべきという原則は「キープライト」(keep right)と呼ばれる。 また、これらキープレフト、キープライトは大半の道路が未舗装道路(白線など引きようのない道路)の時代から存在する言葉である。
- ^ 江口俊男・警察庁長官「車両の通行区分を道路の左側部分の左側を通行する、いわゆるキープレフトの原則にしようとするもの」 参議院・地方行政委員会・昭和39年04月02日
- ^ 「道路の左側部分の左の方に寄ってという意味」執務資料道路交通法解説(東京法令)17訂版より
- ^ a b “道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第十八条:左側寄り通行等、第二十条:車両通行帯”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2019年6月14日). 2020年1月9日閲覧。 “2019年12月14日施行分”
- ^ a b 「……軽車両が左側端に寄って通行するために必要とされる道路の部分を除いた左側部分の左端に寄ってということである」執務資料道路交通法解説(東京法令)17訂版より
- ^ “旧法19条”. 衆議院. 2020年4月26日閲覧。
- ^ 高橋幹夫・警察庁交通局長「通俗的に、常識的に申し上げますと、道路の中央部分をいつでもあけておくというのが、またキープ・レフトの原則をほかの面から言いあらわすところの表現かと思うのでございます」 参議院・地方行政委員会・昭和39年04月02日
- 1 キープレフトとは
- 2 キープレフトの概要
- 3 キープレフトに対する誤解
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