カンダブ島とは? わかりやすく解説

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カンダブ‐とう〔‐タウ〕【カンダブ島】

読み方:かんだぶとう

Kadavuフィジー諸島の島。同諸島第4の島で、ビチレブ島の南約90キロメートル位置する周辺オノ島、ガロア島などとともにカンダブ諸島構成する火山性の島で山がちな地形であり、周囲サンゴ礁囲まれるスキューバダイビングが盛ん。主な町北岸中央のブセニア。


カンダブ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 04:35 UTC 版)

カンダブ島(カンダブとう、Kadavu Island)は、フィジーの島。綴りからカダブと読まれることもあるが、フィジー語の発音ではカンダブのほうが原音に近い。面積411平方キロ、人口10167人(2007年)。フィジーで4番目に大きな島である。周囲には火山性の島々が広がり、カンダブ諸島を形成している。

島の中心は中央部にあるブニセア村であり、ここに空港や高校、政府機関が集中している。ブニセアは島を東西に2分するナマラタ地峡に位置する。ビティレブ島にある首都スバから南に88km離れている。

島は東西に細長く、東西は93kmに及ぶのに対し、南北は最も狭いナマラタ地峡で365m、広い所でも13kmである。ナマラタ地峡は北のナマラタ湾と南のガロア湾とに挟まれている。カンダブの地形の特徴は嶮しい山が連なることである。最も高い山は島の西部にあるナブケレブ山で822mである。

カンダブはフィジーでも最も開発の遅れた地方である。山がちな地形のため道路は少なく、住民は自給的な農業を主としている。銀行は島内には存在しない。観光業はあまり盛んではなかったが、シュノーケリングダイビングを中心に近年観光客が増加しており、リゾートもいくつか建設されるようになってきた。

カンダブ島をヨーロッパ人ではじめて発見したのは、戦艦プロヴィデンスに搭乗したウィリアム・ブライであり、1792年のことであった[1]

脚注

  1. ^ Kadavu


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