カルロス・セイシャス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/18 09:44 UTC 版)
カルロス・デ・セイシャスあるいはカルロス・セイシャス(Jose Antonio Carlos de Seixas, 1704年6月11日 コインブラ - 1742年8月25日 リスボン)はポルトガルの作曲家。
教会オルガニストのフランシスコ・ヴァズの息子。1718年、14歳のとき、父親の後任オルガニストとしてリスボンに移り、同地でドメニコ・スカルラッティにチェンバロを学ぶ。その後に宮廷礼拝堂のオルガニストならびに宮廷作曲家に就任。1738年にジョアン5世より騎士の称号を得る。
セイシャスの作品のほとんどは、1755年にリスボン大地震により失われたため、3つの管弦楽曲と、約100曲のチェンバロ・ソナタに加えて、一握りの典礼音楽が残されたにすぎない。セイシャスの典礼音楽は、器楽曲とくらべると、より保守的に書かれている。
外部リンク
- カルロス・セイシャスの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
|
固有名詞の分類
- カルロス・セイシャスのページへのリンク