カヴァティーナ
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カヴァティーナ(cavatina)は、楽式の一つ。元来はイタリア語で、「楽器が奏でる音色」を意味するカヴァータ(cavata)の縮小形であり、複数形はカヴァティーネ(cavatine)。カヴァティーナとは、元々は第2部や反復部のない、素朴な性格の短い歌曲という意味であったが、現在ではアリアやレチタティーヴォなどと区別して、素朴な旋律をもつ歌謡的な声楽曲という意味に使われる。また、ロマンスと同じく、抒情的な旋律を表現の主体とする小品という意味で、さまざまな作曲家によって器楽曲のカヴァティーナが作曲されてきた。
以下のいずれかの楽曲を指すことがある。
- カヴァティーナ (サン=サーンス)
- ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番第5楽章
- スタンリー・マイヤーズ作曲による映画『ディア・ハンター』テーマ曲
この記事にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). “Cavatina”. Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 5 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 573.
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