オットマン・スモリックとは? わかりやすく解説

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オットマン・スモリック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 00:18 UTC 版)

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オットマン・スモリック(Ottman Smolik、生没年不明)は、オーストリアの石版技師。

来歴

ボヘミアに生まれる。流浪している最中、アメリカ合衆国滞在時の1875年に、梅村翠山の招きにより、アメリカ人G・C・ポラードとともに来日し、翠山の率いる銅石版画会社において石版画の制作にあたった。1884年から1887年頃には日本を去っている。スモリックは彫刻石版、砂目版も得意にしており、金子政次郎、小柴英、歌川国次郎打田霞山、梅村国太郎ら日本人石版画画工の育成に尽力した。

作品

  • 「中村芝翫」 黒船館所蔵 1875年頃

参考図書

  • 吉田漱「浮世絵の基礎知識」 雄山閣、1987年
  • 「日本の美術368 清親と明治の浮世絵」 山梨絵美子、至文堂、1997年



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