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エレナ・ケルディベコバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 04:38 UTC 版)

エレナ・ケルディベコバ
Елена Кельдибекова
基本情報
国籍 ペルー
生年月日 (1974-06-23) 1974年6月23日(49歳)
出身地 アルマトイ
ラテン文字 Elena Keldibekova
カザフ語表記 Елена Кельдибекова
身長 177 cm
体重 72 kg
選手情報
ポジション S
利き手
スパイク 289 cm
ブロック 280 cm
獲得メダル
ペルー
南米選手権
2005 ラパス
2007 サンティアゴ
2009 ポルトアレグレ
2011 カヤオ
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エレナ・ウラジーミロヴナ・ケルディベコバカザフ語: Елена Владимировна Кельдибековаラテン文字転写: Elena Vladímirovna Keldibekova1974年6月23日 - )は、ペルーの元女子バレーボール選手。現役時代のポジションはセッターカザフスタンからペルーに帰化した。元ペルー代表

来歴

クラブチーム

ソビエト連邦、現在のカザフスタンアルマトイ出身。1988年、旧ソ連のADK Alma-Ataに入団。ソ連崩壊後はカザフスタン国籍にて1994年まで同チームでプレーしていた。1994年、ペルーのRegatas Limaへ移籍し、1996/97、1997/98、2002/03シーズンのペルー国内リーグで優勝を果たした。2003年、ドイツのTV Fischbekへ移籍し、2004年のドイツカップで準優勝、2005/06シーズンのドイツブンデスリーガで6位となった。2006/07シーズンからは再びペルーのRegatas Limaに移籍し、国内リーグで優勝を果たした。2010/11シーズンはアゼルバイジャンのロコモティフ・バクーでプレーした。2011/12シーズンはイタリアセリエA2のTime Volley Materaでプレーした。2012/13シーズンは再びRegatas Limaでプレーした。ブランクを経て2018年にCircolo Sportivo Italianoへ入団し、主将を務め2018/19シーズンの国内リーグで準優勝、2022/23シーズンのリーグをもって48歳で現役引退した。

代表チーム

2000年にペルーの市民権を取得し[1]、同年のシドニー五輪に出場した。2005年、南米選手権に出場し銀メダルを獲得した。2006年、世界選手権に出場した。2007年、南米選手権で銀メダルを獲得した。2009年の世界選手権南米大陸予選のアルゼンチン戦では華麗な足技でボールをつなぎ得点に結び付け有名となった[2]。2010年、パンアメリカンカップで銀メダルを獲得し、自身もベストセッター賞を受賞した。同年10-11月の世界選手権に出場した。2011年には代表の主将を務め、モントルーバレーマスターズに出場しベストセッター賞を受賞した。同年8月のワールドグランプリに出場した。同年9月の南米選手権で銅メダルを獲得しベストセッター賞を受賞した。2012年、ロンドン五輪世界最終予選に出場し、若手選手が多いチームを牽引した[3]。同年7月のパンアメリカンカップに出場し、ベストセッター賞を受賞した[4]

私生活

彼女はスペイン語、ロシア語、ドイツ語を話すことができ、ペルーに移り住んでから、ドイツ系ペルー人で元バレーボール選手のJohnny Westreicherと結婚した。

球歴

受賞歴

  • 2010年 パンアメリカンカップ ベストセッター賞
  • 2011年 モントルーバレーマスターズ ベストセッター賞
  • 2011年 パンアメリカンカップ ベストセッター賞
  • 2011年 南米選手権 ベストセッター賞
  • 2012年 パンアメリカンカップ ベストセッター賞

所属クラブ

  • ADK Alma-Ata(1988-1994年)
  • Regatas Lima(1994-2003年)
  • TV Fischbek(2003-2006年)
  • Regatas Lima(2006-2010年)
  • ロコモティフ・バクー(2010-2011年)
  • Time Volley Matera(2011-2012年)
  • Regatas Lima(2012-2013年)
  • Circolo Sportivo Italiano(2018-2023年)

脚注

  1. ^ Asian-American Heritage: Elena Keldibekova, Peru’s volleyball living leyend” (2021年5月17日). 2023年11月23日閲覧。
  2. ^ Vea el sensacional punto peruano de Elena Keldibekova ante Argentina” (2009年7月25日). 2023年11月23日閲覧。
  3. ^ PER W: Elena Keldibekova playing dual role with Peru team” (2012年5月24日). 2023年11月23日閲覧。
  4. ^ USA win the gold in dramatic fashion” (2012年7月20日). 2023年11月23日閲覧。

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