エボニックの火災
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/05 09:51 UTC 版)
「シクロドデカトリエン」の記事における「エボニックの火災」の解説
2012年3月、ドイツのマール (ノルトライン=ヴェストファーレン州)にあるエボニック・インダストリーズの工場の火災により、数ヶ月間、生産が停止した。この工場は、世界のシクロドデカントリエン製造のかなりの割合を占めており、これらは特にポリアミドPA12の前駆体であるラウロラクタムの製造に必要なものだった。この事態は、特に世界の自動車産業への影響が懸念された。そのため代替材料として、ラウロラクタムには依存しない生体由来の他のポリアミドが用いられた。
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