エビアン協定に関する住民投票とは? わかりやすく解説

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エビアン協定に関する住民投票

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 08:18 UTC 版)

エビアン協定に関する住民投票
Référendum sur les accords d'Évian
エビアン協定の賛否
開催地 フランス
開催日1962年4月8日 (1962-04-08)
結果
得票数 得票率
賛成 17,886,423 90.81%
反対 1,809,074 9.19%
有効投票数 19,695,497 94.69%
無効票・白票数 1,103,806 5.31%
投票総数/投票率 20,799,303 75.41%
登録有権者 27,582,072 100.0%

エビアン協定に関する住民投票(エビアンきょうていにかんするじゅうみんとうひょう、フランス語: Référendum sur les accords d'Évian)は、アルジェリア戦争を終結させ、アルジェリアの独立を保障することを決めるために、1962年4月8日に実施された住民投票[1]。投票率は 75.3% で、そのうち90.8% が賛成票であった[2]

概要

続いて7月1日には、アルジェリアで2回目の住民投票が行なわれ、有権者たちは、「あなたは、1962年3月19日の協定に定められた条件で、フランスとの協力の上で、アルジェリアが独立国家になることを望みますか?」という質問について、賛否を問われた。こちらの投票に参加できたのは、アルジェリア在住者だけであった。この時点までに、ヨーロッパ人はほとんど、アルジェリア民族解放戦線 (FLN) に殺されるのを恐れて域外へ脱出しており、投票しなかった[3]。この2回目の投票は、投票者の 99.7% 以上が賛成した。

結果

エビアン協定に関する住民投票 1962年4月8日施行)
選択 得票数 得票率
賛成 17,886,423 90.815
反対 1,809,074 9.19
有効票 19,695,497 94.69
無効票・白票 1,103,806 5.31
投票総数 20,799,303 100.00
有権者(投票率) 27,582,072 75.41

脚注

  1. ^ Nohlen, D & Stöver, P (2010) Elections in Europe: A data handbook, p674 ISBN 978-3-8329-5609-7
  2. ^ Nohlen & Stöver, p685
  3. ^ Référendum d'autodétermination en Algérie, University of Perpignan (フランス語)

関連項目




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