エスケイプ・ザ・フェイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 00:01 UTC 版)
| Escape the Fate | |
|---|---|
| 出身地 |  アメリカ合衆国,ネバダ州,ラスヴェガス | 
| ジャンル | ポスト・ハードコア,メタルコア | 
| 活動期間 | 2004年~現在 | 
| レーベル |  Eleven Seven Music  DGC/Interscope (2010-2012)  Epitaph (2006-2010)  SONY MUSIC  ユニバーサルミュージック | 
| 公式サイト | ESCAPE THE FATE | 
| メンバー | クレイグ・マビット エリック・ジェンセン マティ・ホフマン トーマス・TJ・ベル ロバート・オーティス | 
| 旧メンバー | ロニー・ラドク オマール・エスピノーサ カールソン・アレン ブライアン・モンテ・マネー マイケル・マネー マックス・グリーン ケビン・ガルフト | 
 
   エスケイプ・ザ・フェイト (Escape the Fate) とは、アメリカ合衆国,ネバダ州,ラスヴェガスにて結成されたポスト・ハードコアバンドである。
現在のメンバー
- クレイグ・マビット(Craig Mabbitt) - ヴォーカル (2008–現在) 
    - 既婚、娘と息子がいる。
- サイドプロジェクトではTJとメタルコアバンド、THE DEAD RABBITTSを結成し活動[1]。
 
- エリック・ジェンセン(Erik Jensen) - ベース,バッキングヴォーカル (2022–現在)
- マティ・ホフマン(Matti Hoffman) - リードギター (2021–現在)
- TJ・ベル(TJ・Bell) - リズムギター,ヴォーカル (2012–現在) 
    - 元モーションレス・イン・ホワイトのギター。
 
クレイグとはサイドプロジェクトのThe Dead Rabbittsを組んでいる。
- ロバート・オーティス(Robert Ortiz) - ドラム,パーカッション,バッキングヴォーカル (2004–現在) 
    - 唯一のオリジナルメンバー。
 
旧メンバー
- ロニー・ラドク(Ronnie Radke) - ヴォーカル (2004–2008) 
    - 現在は「Falling In Reverse」というバンドで活動中。
 
- オマール・エスピノーサ(Omar Espinosa) - リズムギター,バッキングヴォーカル (2004–2007)
- カールソン・アレン(Carson Allen) - キーボード,ヴォーカル (2005-2006)
- ブライアン・モンテ・マネー(Bryan "Monte" Money) - リード&リズムギター,キーボード,バッキングヴォーカル (2004-2013)
- マイケル・マネー(Michael Money) - リズムギター (2012-2013) 
    - モンテとは兄弟。
 
脱退後、モンテと共にBeyond Unbrokenを結成し活動中。
- マックス・グリーン(Max Green) - ベース,ヴォーカル (2004-2012,2013-2014) 
    - 脱退後、「Falling In Reverse」に加入したが、そちらも数カ月後に脱退している。
 
- ケビン・スラッシャー・ガルフト(Kevin "Thrasher" Gruft) -リードギター,バッキングヴォーカル (2013-2021)
略歴
2004年辺りに、ちょうど前のバンドが解散して新しいバンドを結成しようとしていたロニーとマックスがMySpaceにてバンドメンバーを募集。そこに、かつて「Lovehatehero」という名のスクリーモバンドに在籍していたブライアンが加入。その後にオマール、ロバートが加入した形で結成された。
2005年には、「My Chemical Romance」が判定を下す地元のラジオ番組の音楽コンテストにて優勝。この褒美として、人気パンクバンド「Alkaline Trio」等とのヘッドライナーツアー権を獲得した。その後、大手インディーズレーベルの Epitaph Recordsと契約を結ぶ。
2006年5月には、彼らのデビュー作となる、5曲入り1stEP「There's No Sympathy for the Dead」をリリース。直後には、1stアルバム『Dying Is Your Latest Fashion』を発表した。それからまもなくして、ヴォーカルのロニーが麻薬中毒、及び暴行罪の容疑で、執行猶予付きの有罪判決を言い渡され、刑務所に2年間服役することになったため、バンドから追放された。
2007年、ギタリストのオマールがバンドを脱退。
2008年になると、人気スクリーモバンド「Blessthefall」に在籍していたクレイグ・マビットを新ヴォーカリストに迎え入れ、ニューアルバムのレコーディングを開始。『This War Is Ours』と名づけられたこのアルバムは10月21日にリリースされ、全米アルバムチャートにて初登場35位を記録した。
2010年7月には、メジャーレーベルの"DGC/Interscope"へ移籍した[2]。11月2日には、セルフタイトル・アルバム『Escape the Fate』』をリリース。全米アルバムチャートでは、初登場25位を記録。
2012年3月、マックスがバンドから脱退。その後、ツアリングメンバーだったTJとモンテの兄弟のマイケルがバンドに正式に加入。その後、レーベル側からの過度な要求に嫌気が差したとして、メジャーレーベルの"Interscope"からの離脱を決意。同じInterscopeに所属していたPapa Roachが契約したこと、メタル、ロック界の重鎮Mötley Crüeが所属している事などからハードロック系レーベルの"Eleven Seven Music"と新たに契約する[3]。
2013年5月14日、プロデューサーに「This War Is Ours」でも起用したジョン・フェルドマンを迎えた4thアルバム『Ungrateful』がリリースされた。全米初登場27位。同年10月、マックスが復帰、また9月からツアー同行拒否をしていたモンテとマイケルのマネー兄弟の脱退を発表。
以前からサポートに入っていたマックスがベースとして復帰。これによりTJがリズムギターになり、また新たなリードギターに「ケビン"Thrasher"ガルフト」が加入[4]。クレイグ加入以降犬猿の仲だったクレイグと前ボーカルのロニー・ラドク(現Falling In Reverse)が和解。両バンドがダブルヘッドライナーで2014年行われるツアー"Bury the Hatchet Tour"も決定した[5]。
2020年8月28日、新曲「Walk On」を配信シングルとしてリリースし、同曲のMVも公開[6]。同年10月18日にはヴァイオリニストのリンジー・スターリングをフィーチャーした新曲「Invincible」を配信シングルとしてリリース、Better Noise Films[注 1]が制作した映画『The Retaliators』の映像を使用したMVも公開[7]。更に同月23日にはコンピレーションアルバム『CHRISTMAS WITH BETTERNOISE』に、新曲「Christmas Song」を提供[8]。
2021年2月19日、およそ3年振りとなるアルバム『Chemical Warfare』をリリース[注 2][9]。
ディスコグラフィー
アルバム
| 
       発売日
       | 
       アルバムのタイトル
       | 販売レーベル | 全米アルバムチャート最高位 | 
| 2006年9月26日 | 
        Dying Is Your Latest Fashion
        | 
       -
       | |
| 2008年10月21日 | 
        This War Is Ours
        | 
       35位
       | |
| 2010年11月2日 | 
        Escape the Fate
        | 
       DCG/Interscope
       | 
       25位
       | 
| 2013年5月14日 | 
        Ungrateful
        | 
       Eleven Seven Music
       | 
       27位
       | 
| 2015年10月30日 | 
        Hate Me
        | 
       32位
       | |
| 2018年3月30日 | 
        I Am Human
        | 
       -
       | |
| 2021年2月19日 | 
        Chemical Warfare
        | 
       -
       | 
ミニアルバム
- There's No Sympathy for the Dead (2006年5月23日)
- Situations (2006年10月3日)
デジタルシングル
- Acoustic Sessions (2014年11月24日)
- Walk On (2020年8月28日)
- Invincible(feat. Lindsey Stirling) (2020年10月16日)
外部リンク
- オフィシャルサイト
- 日本公式サイト(ソニー)
- 日本公式サイト(ユニバーサル)
- Escape The Fate (escapethefate) - Facebook
- Escape The Fate (@escapethefate) - Instagram
- Escape The Fate (@EscapeTheFate) - X(旧Twitter)
- Escape The Fate - Myspace
出典
脚注
- ^ “ESCAPE THE FATEのフロントマンCraig Mabbittによるサイド・プロジェクトTHE DEAD RABBITTS、最新アルバムより「Deer In The Headlights」のMV公開!”. 激ロック. (2014年11月12日) 2020年9月16日閲覧。
- ^ “ESCAPE THE FATE、ニューアルバムリリース&移籍を発表!”. 激ロック. (2010年7月29日) 2020年9月16日閲覧。
- ^ “ESCAPE THE FATE、MOTLEY CRUEらが所属する名門レーベルEleven Seven Musicと契約!来春に新作をリリース決定!”. 激ロック. (2012年12月19日) 2020年9月16日閲覧。
- ^ “ESCAPE THE FATE最新インタビュー掲載の特設ページを公開!"TJ"(MIW etc)加入の新体制で、Eleven Seven Music移籍第1弾となるニュー・アルバムをリリース!”. 激ロック. (2013年6月13日) 2020年9月16日閲覧。
- ^ “【NEWS】Escape The Fateは「Bury The Hatchet Tour」のツアーVideoを公開”. NM MAGAZINE. (2014年2月14日) 2020年9月16日閲覧。
- ^ “ESCAPE THE FATE、新曲「Walk On」リリース&MV公開!”. 激ロック. (2020年8月28日) 2020年9月16日閲覧。
- ^ “ESCAPE THE FATE、ヴァイオリニスト Lindsey Stirlingをフィーチャーした新曲「Invincible」リリース&MV公開!”. 激ロック. (2020年10月18日) 2020年12月12日閲覧。
- ^ “Hear New Christmas Songs From Escape The Fate, Diamante, Cory Marks And More On 'Christmas With Better Noise'”. Music Mayhem Magazine. (2020年10月23日) 2020年12月12日閲覧。
- ^ “Escape The Fate Are Launching Chemical Warfare On Upcoming Album + New Singles “Walk On” & “Invincible””. ROCK'N' ROAD. (2020年11月13日) 2020年12月12日閲覧。
注釈
固有名詞の分類
- エスケイプザフェイトのページへのリンク

 
                             
                    




