エアインジェクションシステム
温度の高い排気ポート、または排気マニホールド上流の排気中に空気を噴射することにより、炭化水素や一酸化炭素を酸化させる。2次空気をポンプで加圧して排気中に噴射したり、排気の脈動を使って導入したりする。排気系で酸素反応させるため、エアインジェクション・リアクターと呼ばれることもあるが、三元触媒やリーンバーンエンジンの出現により、これらはあまり使用されなくなった。しかし、エンジン冷間時の排気レベルをきわめて低く保つために、2次空気を導入する方式が検討されている。
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