イソブチルシアノアクリレートとは? わかりやすく解説

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イソブチルシアノアクリレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/12 23:20 UTC 版)

イソブチルシアノアクリレート
識別情報
CAS登録番号 1069-55-2
PubChem 14046
ChemSpider 13427
UNII 2HJV1F859Z 
特性
化学式 C8H11NO2
モル質量 153.18 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イソブチルシアノアクリレート英語: isobutyl cyanoacrylate)は、ブチルシアノアクリレート異性体である。医療において、縫合糸を使わずに切開や裂傷を閉じたり、縫合を強化するための補助として使用される[1]。この医療的用途が可能なのは、殺菌性の液体モノマーであり、少量の水分の存在下で速やかに重合して強力な接着剤を形成するからである[2]

出典

  1. ^ de Blanco LP (February 1994). “Lip suture with isobutyl cyanoacrylate”. Endodontics & Dental Traumatology 10 (1): 15–8. doi:10.1111/j.1600-9657.1994.tb00592.x. PMID 8005074. 
  2. ^ J. E. Hale (July 1970). “Isobutyl cyanoacrylate as a skin”. Postgraduate Medical Journal 46 (537): 447–450. doi:10.1136/pgmj.46.537.447. PMC 2467054. PMID 5476147. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2467054/. 



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