アレクサンドレ1世 (イメレティ王)とは? わかりやすく解説

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アレクサンドレ1世 (イメレティ王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 07:15 UTC 版)

アレクサンドレ1世
ალექსანდრე I

イメレティ王
在位期間
1387年1389年
先代 バグラト1世
次代 ギオルギ1世

出生 14世紀
死亡 1389年
クタイシ
王室 バグラティオニ家グルジア語版
父親 バグラト1世
配偶者 アナ・オルベリアニwikidata
子女
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アレクサンドレ1世グルジア語: ალექსანდრე Iグルジア語ラテン翻字: Aleksandre I1389年没)は、イメレティ王国グルジア語版の王(在位期間1387年–1389年)。

生涯

アレクサンドレはイメレティ公バグラト1世の子として誕生。母親はサムツヘ公国グルジア語版ジャケリ家グルジア語版クヴァルクヴァレ1世グルジア語版の娘であった。具体的な出生年は不明だが、1358年以降の誕生とされる。

1372年に父のバグラト1世が死去すると、アレクサンドレはジョージア王バグラト5世グルジア語版によりイメレティ公に任命された。1387年、アレクサンドレはティムールのジョージア侵攻グルジア語版を利用し、ゲラティ修道院にて自らをイメレティ王と宣言した。だがクタイシはジョージア王バグラト5世の忠誠者の手に残り、またサメグレロ公国グリア公国グルジア語版アブハジア公国グルジア語版スヴァネティ公国グルジア語版の公爵は参加を拒否した。アレクサンドレはイメレティのいくつかの要塞の占領には成功したものの、クタイシを支配下に置くことはできなかった[1][2][3]

アレクサンドレは1389年に死去。イメレティ王の地位は、弟のギオルギに引き継がれた[1]

家族

アレクサンドレはアナ・オルベリアニwikidataと結婚し、子供2人をもうけた[1]

参考文献

  • ჯამბურია გ., カルトリ・ソビエト百科事典, 第1巻, 291頁, トビリシ, 1975年.
  • ვახუშტი, საქართველოს ცხოვრება, [ნაწ.] 2, ზ. ჭიჭინაძის გამოც. ტფ., 1913, გვ. 278-280

注釈

  1. ^ a b c Bagrationi, Vakhushti (1976). Nakashidze, N.T.. ed (Russian). [History of the Kingdom of Georgia]. Tbilisi: Metsniereba. p. 41. https://dspace.nplg.gov.ge/handle/1234/3067 
  2. ^ Rayfield, Donald (2012). Edge of Empires: A History of Georgia. London: Reaktion Books. p. 148. ISBN 1780230303 
  3. ^ Toumanoff, Cyril (1949–51). “The Fifteenth-Century Bagratids and the Institution of Collegial Sovereignty in Georgia”. Traditio 7: 181–183. 

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