アルティキエーロとは? わかりやすく解説

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アルティキエーロ

名前 Altichiero

アルティキエーロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/20 07:13 UTC 版)

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アルティキエーロ作 フレスコ画『キリスト磔刑』のディテール/パドヴァ、サンタントニオ大聖堂

アルティキエーロ・ダ・ゼーヴィオまたはアルディギエーリ・ダ・ゼーヴィオAltichiero da Zevio aka Aldighieri da Zevio, 1330年頃 - 1390年頃)はゴシック期のイタリア画家ジョットの弟子で、ヴェローネ派の創始者と言われている。主に、ヴェローナパドヴァで仕事をした。アルティキエーロの作品で現存しているものは、ヴェローナのサンタナスタージア教会、パドヴァのサンタントニオ大聖堂とサン・ジョルジョ祈祷所にある。

アルティキエーロ作 壁画『聖ゲオルギウスの打ち首』(1385年)のディテール/パドヴァ、サン・ジョルジョ祈祷所

アルティキエーロはおそらくゼーヴィオ近郊のどこかで生まれた。ヴェローナ王デラ・スカーラ家に仕え、やがて重要なメンバーの一人となった。1364年頃、Sala del Podestàのデラ・スカーラ宮殿で、フラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ戦記』に基づく連作のフレスコ画を描いた。

パドヴァのサンタントニオ大聖堂にもアルティキエーロが描いたフレスコ画がある。

サン・ジョルジョ祈祷所の仕事は、これまではヤコポ・ダヴァンツィの仕事とされてきた。実際は二人の共同作業で、アルティキエーロは報酬として792ダカット(中世ヨーロッパの貨幣単位)受け取った。聖ヤコブ(大ヤコブ)の生涯を描いた最初の7枚は、アルティキエーロが描いたものである。

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