天災期

隠語大辞典

天災期（てんさいき）

読み方：てんさいき

1. 米に普通用ひる。五、六、七、八、九、十、十一月はじめまでをいふ。五、六月は前天災、七、八、九月が本天災、十月から収穫の終る間際までを後天災といふ、暦にある梅雨、土用、二百十日、二百廿日、白露、八朔等の厄日揃ひで順気の推移が、稲の作柄に甚大の影響があるのでかう呼ばれて来たものであらう。

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