しょうじょうけいん

デジタル大辞泉

しょうじょうけ‐いん〔シヤウジヤウケヰン〕【清浄華院】

読み方：しょうじょうけいん

京都市上京区にある寺。浄土宗四大本山の一。貞観2年（860）清和天皇の勅願によって、禁裏内道場として創建。開山は円仁。のち、法然が入り浄土宗となった。天正年間（1573〜1592）現在地に移転。浄華院。

世界宗教用語大事典

しょうじょうけいん 【清浄華院】

京都市上京区北之辺町にある浄土宗の大本山。浄華院とも。清和天皇の勅願で天台の円仁開創と伝え、禁裏内道場として天台・真言・禅・律の四宗兼学の寺だったが、のち浄土宗の寺になった。皇室との関係が深い。幾度も移転している。寺宝の『泣不動縁起』は重文。