さそり_(1967年の映画)とは? わかりやすく解説

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さそり (1967年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 06:08 UTC 版)

さそり
Scorpion
監督 水川淳三
脚本 野村芳太郎森崎東
製作 小角恒雄
出演者 佐藤友美
石立鉄男
露口茂
伊藤雄之助
音楽 山本直純
撮影 笠川正夫
編集 杉原よ志
製作会社 松竹
配給 松竹
公開 1967年5月13日
上映時間 89分
製作国 日本
言語 日本語
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さそり』(さそり)は1967年5月13日に松竹が製作・配給したエロスサスペンス映画[1]。成人映画指定を受けた作品である[2]佐藤友美のデビュー作である[3][4]。モノクロ作品。

あらすじ

スーパーマーケットの経営者野田善平(伊藤雄之助)は、名古屋に出張した時ブルーフィルムを見た。それは善平に浮気心を起こさせるのに十分であった。その後、一夜のアバンチュールを楽しもうと善平はそこの映写係ユキ(佐藤友美)を連れ出した。帰京の予定日が来ても、善平は妻(菅井きん)に仮病の電話をかけ、ユキとホテルに泊まり続けていた。数日後、善平はユキに金を払って帰京した。善平にとってはただの浮気だった。ところが、ユキが善平の後を追って上京してきたことから、善平は結局、彼女を囲い者にしたのだった。彼は、ユキの存在が妻にバレるのを恐れていたが、そんなある日、東京に働いているユキの幼な友達順一(石立鉄男)が、ユキを訪ねてきたのである。順一がユキのヒモになるのには、大して時間はかからなかった。一方、善平はユキの要求する金額が増えていくので別れる決心をしたが、ユキと順一の仲を知って逆上し、反対に順一に殺されてしまった。それは過失致死ではあったが、あまりのことに茫然自失した二人は一緒に、善平の死体を自殺に装って、逃走した。そして、善平から無心した金が無くなると、ユキは当然のように売春婦にまでなり下がっていった。そんなある日、ユキは客を装っていた刑事に、売春現行犯で逮捕された。だが、初犯のために間もなく釈放された。一方警察では、ユキが善平の死と関係があることを知って秘かに捜査を始めた・・・。

出演者

スタッフ

同時上映

  • 『情炎』

脚注

  1. ^ さそり”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2022年8月14日閲覧。
  2. ^ さそり”. 文化庁 日本映画情報システム. 2022年7月15日閲覧。
  3. ^ 佐藤友美 略歴”. NHK. 2022年8月14日閲覧。
  4. ^ 佐藤友美 略歴”. 日本タレント名鑑. 2022年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。

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