この本を盗む者は
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 07:55 UTC 版)
この本を盗む者は | |
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ジャンル | ファンタジー |
小説 | |
著者 | 深緑野分 |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | 角川文庫 |
発行日 | 2020年10月8日(単行本) 2023年6月13日(角川文庫) |
漫画 | |
原作・原案など | 深緑野分 |
作画 | 空カケル |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | ヤングエース |
レーベル | 角川コミックス・エース |
発表号 | 2022年1月号 - 2023年4月号 |
発表期間 | 2021年12月3日 - 2023年3月3日 |
巻数 | 全3巻 |
映画 | |
原作 | 深緑野分 |
監督 | 福岡大生 |
脚本 | 中西やすひろ |
キャラクターデザイン | 黒澤桂子 |
音楽 | 大島ミチル |
制作 | かごかん |
製作 | 「この本を盗む者は」製作委員会 |
配給 | 角川ANIMATION |
封切日 | 2026年予定 |
上映時間 | |
テンプレート - ノート | |
ポータル | 文学、アニメ |
『この本を盗む者は』(このほんをぬすむものは)は、深緑野分のファンタジー小説。KADOKAWAより2020年10月8日に刊行された[1]。メディアミックスとして、空カケルによるコミカライズが2021年から2023年にかけて連載[2][3]。劇場アニメが2026年に公開予定[4][5]。
概要
2021年本屋大賞にノミネートされた[6][7]。また、紀伊国屋書店主催のキノベス!2021で第3位に選出された[8]。
深緑野分の短編集『空想の海』には本作のスピンオフ短編「本泥棒を呪う者は」が収録されている[9]。
あらすじ
大きな書庫である御倉館の本が盗まれる。その結果、町は話の世界の中に入ってしまう。御倉深冬は本を盗んだ者を見つけ、この事態を打開しようとする[4][10]。
書誌情報
- 単行本:KADOKAWA、2020年10月8日発売[11]、ISBN 978-4-04-109269-9
- 文庫:KADOKAWA〈角川文庫〉、2023年6月13日発売[12]、 ISBN 978-4-04-113411-5
漫画
空カケルによるコミカライズが『ヤングエース』2022年1月号から2023年4月号まで連載された[2][3]。
書誌情報 (漫画)
- 深緑野分(原作)・空カケル(漫画) 『この本を盗む者は』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全3巻
- 2022年6月3日発売[13]、 ISBN 978-4-04-112385-0
- 2022年11月4日発売[14]、 ISBN 9784-04-113057-5
- 2023年4月4日発売[15]、 ISBN 978-4-04-113511-2
アニメ映画
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この節には公開前の映画に関する記述があります。
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この本を盗む者は | |
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Whoever Steals This Book | |
監督 | 福岡大生 |
脚本 | 中西やすひろ |
原作 | 深緑野分 |
音楽 | 大島ミチル |
制作会社 | かごかん |
製作会社 | 「この本を盗む者は」製作委員会 |
配給 | 角川ANIMATION |
公開 | 2026年予定 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
スタッフ
- 原作:深緑野分「この本を盗む者は」(角川文庫/KADOKAWA刊)[10][18]
- 監督:福岡大生[10][19]
- 脚本:中西やすひろ[10][18]
- キャラクターデザイン・作画監督:黒澤桂子[10][18]
- 音楽:大島ミチル[10][18]
- アニメーションプロデューサー:比嘉勇二[10][18]
- 配給:角川ANIMATION
- 制作:かごかん[10][20]
脚注
- ^ CORPORATION, KADOKAWA. “この本を盗む者は”. KADOKAWAオフィシャルサイト. 2025年6月7日閲覧。
- ^ a b “YAで「この本を盗む者は」コミカライズ開始、付録に「文スト」SNS風カード”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年12月3日). 2025年6月22日閲覧。
- ^ a b YA_henshubuの2023年3月4日のツイート、2025年6月22日閲覧。
- ^ a b “本嫌いの少女と犬耳少女の冒険ファンタジー 深緑野分「この本を盗む者は」劇場アニメ化 特報映像公開|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “この本を盗む者は:本屋大賞ノミネート作が劇場版アニメ化 2026年公開 音楽は大島ミチル 2人の少女が“本の世界”を冒険”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “「本屋大賞」ノミネート作!深緑野分「この本を盗む者は」劇場アニメ化&26年公開 特報お披露目”. アニメ!アニメ! (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “深緑野分の人気冒険ファンタジー『この本を盗む者は』2026年劇場アニメ化決定!2人の少女が町を救う冒険へ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS”. MOVIE WALKER PRESS (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2021」を発表 | 株式会社 紀伊國屋書店”. 紀伊國屋書店 (2020年12月25日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “「空想の海」深緑野分 [文芸書]”. KADOKAWA. 2025年6月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “『この本を盗む者は』2026年に劇場アニメ化”. アニメイトタイムズ (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “「この本を盗む者は」深緑野分 [文芸書]”. KADOKAWA. 2025年6月22日閲覧。
- ^ “「この本を盗む者は」深緑野分 [角川文庫]”. KADOKAWA. 2025年6月22日閲覧。
- ^ “「この本を盗む者は (1)」空カケル [角川コミックス・エース]”. KADOKAWA. 2025年6月22日閲覧。
- ^ “「この本を盗む者は (2)」空カケル [角川コミックス・エース]”. KADOKAWA. 2025年6月22日閲覧。
- ^ “「この本を盗む者は (3)」空カケル [角川コミックス・エース]”. KADOKAWA. 2025年6月22日閲覧。
- ^ “深緑野分によるファンタジー小説『この本を盗む者は』劇場アニメーション化決定 ティザービジュアル解禁”. キネマ旬報WEB (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “『この本を盗む者は』劇場アニメ化決定! “本の世界”へ誘う特報&ビジュアル解禁 公開は来年”. クランクイン!- エンタメの「今」がわかる 映画&エンタメニュースサイト (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ a b c d e “映画「この本を盗む者は」特集 本嫌いの少女と謎の犬耳少女が繰り広げる謎解き冒険ファンタジー あらすじ・キャスト・関連ニュース”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “『この本を盗む者は』劇場アニメ化、2026年公開 監督は福岡大生、制作はかごかん”. ORICON NEWS (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
- ^ “深緑野分「この本を盗む者は」2026年劇場アニメ化!“本の世界”巡る冒険ファンタジー(動画あり / コメントあり)”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年6月3日). 2025年6月7日閲覧。
外部リンク
- 劇場アニメ「この本を盗む者は」 - 公式サイト
- この本を盗む者はのページへのリンク