きぬた (和菓子)とは? わかりやすく解説

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きぬた (和菓子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/22 06:59 UTC 版)

きぬたは、京都府京都市の長久堂が製造・販売する和菓子 [1] 食紅で赤く染めた練り羊羹求肥で巻き、棒状にした棹物菓子である。

1853年(嘉永6年)に長久堂初代の新屋長兵衛が、郷里の丹波で秋の夜にを打つ音を聞き、その幽玄さに趣を感じて創案したと伝えられている[2]。戦中の1942年には京都府の和生菓子特殊銘柄品に指定された。

また、兵庫県姫路市の杵屋でも「きぬた[3]」と呼ばれる同様の和菓子を扱っている[1]。こちらは黒羊羹を求肥で巻き、グラニュー糖をまぶした棒状の棹もの菓子である[4]

出典

  1. ^ a b きぬた”. コトバンク. デジタル大辞泉プラス. 2016年8月24日閲覧。
  2. ^ 山本候充編『日本銘菓事典』東京堂出版 、2004年、158頁。
  3. ^ きぬた”. 株式会社 杵屋. 2025年3月22日閲覧。
  4. ^ 山本候充編『日本銘菓事典』東京堂出版、2004年、185頁。



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