きず/傷/欠陥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:48 UTC 版)
非破壊検査では仮名表記の「きず」と漢字表記の「傷」は区別して表記される。仮名表記の「きず」は、非破壊検査で見つけ出された意図しない不連続部を意味する。漢字表記の「傷」や「欠陥」という言葉は、一般にその存在自体が直ちに有害であり否定的に解釈される傾向があるのに対して、意図しない不連続部分は対象物の検査結果の合否の判定が出るまでは直ちに有害とはいえないため、よりソフトな表現として「きず」と表記される。「欠陥」という言葉も漢字表記の「傷」と同様に注意して使用され、検査の結果として有害とされる仮名表記の「きず」が「欠陥」と呼ばれる。
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