かつやま恐竜の森
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/14 22:28 UTC 版)
かつやま恐竜の森 Katsuyama Dinosaur Forest Park |
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分類 | 都市公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯36度4分59.9秒 東経136度30分32.3秒 / 北緯36.083306度 東経136.508972度座標: 北緯36度4分59.9秒 東経136度30分32.3秒 / 北緯36.083306度 東経136.508972度 |
開園 | 2000年7月 |
運営者 | NPO法人 恐竜のまち勝山応援隊 |
事務所所在地 | 福井県勝山市村岡町寺尾51-11 |
公式サイト | https://kyoryunomori.net/ |
かつやま恐竜の森(かつやまきょうりゅうのもり 英: Katsuyama Dinosaur Forest Park)は、福井県勝山市村岡町寺尾に位置する里山の豊かな自然環境を保全した都市公園。正式名称は長尾山総合公園(ながおやまそうごうこうえん)。園内には福井県立恐竜博物館がある。
概要

勝山市中心部から北北東約 2.5km に整備された都市公園である[1]。園内には福井県立恐竜博物館があるほか、化石発掘体験場や、恐竜や巨大昆虫ロボットの娯楽施設、バーベキュー場、アスレチックなどの遊具が設置されている。積雪のため、冬期には屋外施設の多くが利用できなくなるが、クロスカントリースキー体験や雪上トレッキングなどのイベントが不定期で開催される。
1988年(昭和63年)に勝山市北谷町の手取層群の一部から1億2千万年前の肉食恐竜の化石が発見され、それ以来、恐竜化石の宝庫として注目されてきた地域に立地する[1]。
2000年(平成12年)7月に開催された恐竜エキスポふくい2000の会場として整備され、エキスポ閉幕後に都市公園として市民に開放された。
園内施設
- 福井県立恐竜博物館
- 2000年7月に開館した施設で世界三大恐竜博物館と称される[1]。事業主体は福井県[1]。
- 野外恐竜博物館
- 日本最大の恐竜化石発掘現場の北谷町に2014年7月にオープンした施設[1]。冬季(11月~3月)は休業[1]。事業主体は福井県[1]。
- かつやまディノパーク
- 総面積1.5ヘクタール、全長約460mのウォークスルーで、実物大の恐竜ロボット44体が設置された冒険アトラクションである[1]。専用トラムで巡る巨大昆虫冒険ツアー等も開催されている[1]。冬季(11月~3月)は休業[1]。事業主体は株式会社ワック[1]。
- どきどき恐竜化石発掘ランド
- 2004年に開業した恐竜化石の発掘現場から運搬された岩石で化石発掘体験ができる施設[1]。全国から年間2万人以上の子供たちが化石発掘体験に参加しており[2]、2014年には発掘体験に来た小学生が、国内初となる恐竜時代の哺乳類骨格化石を発見している[3]。冬季(11月~3月)は休業[1]。事業主体はNPO法人「恐竜のまち勝山応援隊」[1]。
- BBQガーデン
- かつやま恐竜の森ティラノサウルス広場内にあるバーベキューサイト[1]。事業主体はNPO法人「恐竜のまち勝山応援隊」[1]。冬季(11月~3月)は休業[1]。
- 広場(ティラノサウルス広場、チャマゴン広場)
- 2001年11月に開設された[1]。事業主体はNPO法人「恐竜のまち勝山応援隊」[1]。
- ウォーキングコース(君原健二ロード)
- 2002年に開設された公園内を一周する遊歩道で、その一部が「君原健二ロード」として整備されている[1]。事業主体はNPO法人「恐竜のまち勝山応援隊」[1]。
- 勝山市ジオターミナル
- 2018年4月に開設された恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークの拠点施設[1]。事業主体は勝山市、勝山市観光まちづくり株式会社[1]。
脚注
外部リンク
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