『輿図備志』と『東輿図』及び『大東輿地図』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/23 06:48 UTC 版)
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『東輿図』は23糾で構成されている古地図のなかで最も緻密な地図であり、金正浩の作品と考えられている。そして『輿図備志』は『東輿図』及び『大東輿地図』と多くの関連性を持っている。まず、『東輿図』と『大東輿地図』に表記されている方面などの記載内容が『輿図備志』に収録された内容と一致していること、第2に、『輿図備志』巻1東班府署の観象監条に載せられた八道の北極高を定めた内容と『東輿図』13糾の余白に表記されている北極高山頂の内容が全く同じで、第3に、『大東輿地図』2糾の余白に収録されている八道の州県数及び大小営の数などが『輿図備志』各道の道勢を総括的に説明するために作成された各種統計表と一致する。
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