Β-リシン5,6-アミノムターゼとは? わかりやすく解説

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β-リシン5,6-アミノムターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/28 05:18 UTC 版)

β-リシン5,6-アミノムターゼ
識別子
EC番号 5.4.3.3
CAS登録番号 9075-69-8
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

β-リシン5,6-アミノムターゼ(Beta-lysine 5,6-aminomutase、EC 5.4.3.3)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

(3S)-3,6-ジアミノヘキサノン酸 (3S,5S)-3,5-ジアミノヘキサノン酸

従って、この酵素の基質は(3S)-3,6-ジアミノヘキサノン酸(β-リシン)、生成物は(3S,5S)-3,5-ジアミノヘキサノン酸である。

この酵素は異性化酵素、特にアミノ基を移す分子内転位酵素(ムターゼ)に分類される。系統名は、(3S)-3,6-ジアミノヘキサノン酸 5,6-アミノムターゼ((3S)-3,6-diaminohexanoate 5,6-aminomutase)である。この酵素は、リシン分解に関与している。また、活性には補因子としてコバミドを必要とする。

構造

2007年末時点で、1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1XRSである。

出典

  • Retey J, Kunz F, Arigoni D and Stadtman TC (1978). “Zur Kenntnis der beta-Lysin-Mutase-Reaktion: mechanismus und sterischer Verlauf”. Helv. Chim. Acta 61 (8): 2989–2998. doi:10.1002/hlca.19780610824. 
  • Stadtman TC, Renz P (1968). “Anaerobic degradation of lysine. V. Some properties of the cobamide coenzyme-dependent beta-lysine mutase of Clostridium sticklandii”. Arch. Biochem. Biophys. 125 (1): 226–39. doi:10.1016/0003-9861(68)90657-7. PMID 5649516. 



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