CLUB ココ&ナッツ 公開録音

CLUB ココ&ナッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:17 UTC 版)

公開録音

June シンデレラナイト

CDの発売を記念して[13]、2008年6月14日に、北沢タウンホールにて公開録音イベント「June シンデレラナイト」が行われた。開場前にはココ&ナッツの声での諸注意と拍手の練習のテープが流された。イベントは「小々田先生の進路相談室」「メタモル☆ココナッツ」「二人でできるかな?」の各コーナーと、ゲストである工藤真由宮本佳那子の歌、草尾・入野の歌 (TIME MACHINE) で構成され、各コーナーの間にはプリキュア5からの無茶振りメッセージが流された。イベント終了後には出口にて、特製名刺(小々田コージ&ナッツ)が手渡され、草尾と入野が全員握手で見送った。

ゲスト

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第4回での工藤真由宮本佳那子を皮切りに、プリキュアに関わった声優や歌手がゲストとして登場した。

プリキュアの5人についてはアニメ本編での登場順とは若干異なり、春日野うらら役の伊瀬茉莉也が最後になっている。これは、春日野うららのセカンドシングル「ツインテールの魔法」の発売日(6月4日)に合わせたプロモーションの要素を併せ持たせたためと思われる。似たような例として、以前のシリーズの主題歌歌手である五條真由美うちやえゆかをゲストに迎えた第28回も、直近に行われるコンサート「プリキュアミラクルマジカルコンサート」や5周年記念ボーカル集「プリキュアボーカルボックス1~光の章~」のプロモーションを兼ねた出演であった。

プリキュアの5人およびミルク役の仙台エリに対しては、必ず「オーディションがあったのか」「誰の役を受けたのか」を草尾が聞いている。これは、草尾と入野にはオーディションを経ずココ役とナッツ役が決定していたことにちなんでいる[14]。さらに、自分以外のキャラクタについて物真似をするよう振りが来ることも多かった[15]

また、敵役として人気が高かったブンビー役の高木渉、アナコンディ役の山像かおりも出演している。特に高木についてはリスナーからの要望も多かった模様で、何度か要望のメールが読まれている。この時、シリーズ構成の成田良美は「ブンビーさんは当初『Go Go!』に出す気はなかったが、(魅力的すぎて)殺せなかったので続投になった」という発言をしていて、番組内での人気の高さを物語っている。

2008年
    1. 4・#5 工藤真由・宮本佳那子(アニメOP・ED主題歌)(2月26日/ういうい、3月4日/思わず拍手喝采) [16]
    2. 8・#9 三瓶由布子(夢原のぞみ役)(3月25日/もんもんももん、4月1日/ココナッツドリーム全部入り)
    3. 10・#11 竹内順子(夏木りん役)(4月8日/炎のようにサクサクと、4月15日/未来予想図)
    4. 12・#13,#39,#40 永野愛(秋元こまち役)(4月22日/チャチャチャでスパパン、4月30日/新鮮)
    5. 14・#15,#39,#40 前田愛(水無月かれん役)(5月7日/素敵発表、5月13日/にとべ…?)
    6. 18・#19・#41・#42 伊瀬茉莉也(春日野うらら/キュアレモネード役)(6月3日/M、6月10日/CLUBうらら)
    7. 24・#25・#41・#42 仙台エリ(ミルク/美々野くるみ/ミルキィローズ役)(7月15日/ミルク大盛りつゆだくで、7月22日/ゲストはぴちぴち)
    8. 26・#27 高木渉(ブンビー役)(8月5日/初・男、7月29日/漢祭り)
    9. 28 五條真由美・うちやえゆか(8月12日/歌っていいよね)
    10. 31・#32 山像かおり(アナコンディ役)(9月2日/あはーん、9月9日/プリキュアが本当に好きなんです!)
    11. 33・#34 朴璐美(シロップ/甘井シロー役)(9月16日/循環パワー、9月24日/おもしろかった)
    12. 37・#38 三瓶由布子・竹内順子(10月14日/ラジオも名珍場面だらけ)

最終回

最終回である第47回の配信日が12月24日であったことから、「二人とみんなでクリスマスパーティできるかな?」と題して最終回スペシャルを配信した [5]

オープニングトーク
シリーズ構成を手がけた成田良美と、アニメ本編のミキサーを務めたタバックの川崎公敬をゲストに交え、5シリーズを通しての苦労話や裏話をトークした。特に妖精体が人間体に変身するという要素が5シリーズで初めての試みであったこと、また草尾・入野両名が役柄として甲高い声で演じたことが今までなかったことから、そのことを中心にした内容となっていた。草尾・入野からは演じ手側として手探りであったこと、成田からは脚本を執筆する側として草尾・入野の演技に非常に助けられたこと、川崎からは「(今までプリキュアシリーズでいろんな妖精体の声を聞いていたが)草尾くんがあの手の声をあのテンションでああいう風に出すとは夢にも思わなかった。初めてパンダを見たような心境だった」という話が語られた。
CM1 入野自由
入野自由の宣伝を草尾がするという体のショートドラマ。生年月日や性格の説明に加え、「全日本好青年協会」という架空の団体から認定されている好青年であるという釣書が付加されていた。
キラキラ!クリスマスムードでジャン!
リスナーからのメールを紹介する際に「クリスマスパーティでするっぽいことをカードを引いた順に絶対にやる」というコーナー。「お互いの上着を交換して着てみる」「二人で指相撲をする」「カメラで自分撮りをする」「隣に座る(通常は向かい合って座っているため)」「ペットボトルの水をお互いに飲ませ合う」「いちいち相手を褒めながらトーク」「二人でクリスマスツリーを飾る」「手袋でボケる」「ケーキを食べさせ合う」「トナカイ(入野)とサンタ(草尾)のコスプレをする」というものであったが、ほとんどがクリスマスに関係なくさらに映像があるわけではないので、ことあるごとに入野が「ラジオなのに」と愚痴っていた。
「夜明けは流星に連れられて」
曲紹介の際に草尾がこの歌に込めた想いを語った。リスナーからのメールを交えつつ、自らの境遇とファンや共演者への気持ちを独白し号泣した。
ショートドラマ コージ
コージが誰かに電話をかけている様子を収めたショートドラマ。翌日に二人で出かける約束で、その段取りがやりとりされている。電話の向こうの相手の声は入っていないために誰と電話をしているのかは判然としないが、声の調子や会話の内容から夢原のぞみと会話をしているように受け取れる。
CLUB ココ&ナッツ事件簿
番組内で起こった出来事を振り返りながらリスナーからのメールを読んだ。取り上げられたのは「草尾と入野のジェネレーションギャップ」「本編にパルミンが登場していないのに連呼[17]」「見学者を飛び入りゲストに巻き込み、結果として見学者が激減」「(小々田や夏の)キャラが崩壊」「公開録音の打ち上げが約12時間」。
ショートドラマ 夏(ナッツ)
夏が誰かに電話をかけている様子を収めたショートドラマ。翌日の予定を聞いた上で映画鑑賞に誘っている。電話の向こうの相手の声は入っていないために誰と電話をしているのかは判然としないが、声の調子や会話の内容から秋元こまちと会話をしているように受け取れる。
CM2 草尾毅
草尾毅の宣伝を入野がするという体のショートドラマ。生年月日や性格の説明に加え、「優しさライセンスA級」という架空のライセンス保持者という釣書が付加されていた。
エンディングトーク
草尾と入野がお互いに初対面の頃のエピソードを語りつつ感謝の言葉を述べ合い、番組終了を名残惜しんだ。最後は収録スタッフ全員で記念撮影をした。
番組終了の挨拶は「CLUB ココ&ナッツ、1年間のご来店ありがとうございました」[18]

  1. ^ 山陰(島根県・鳥取県)ではANN系列がないため、山陰放送にて1週遅れで放映している。ラジオ第1回で「一部地方ではまだ放送されていないので詳しく話せない」と説明をしていた。
  2. ^ リスナーからの質問を数度採用しているが、いずれも草尾がやんわりと難色を示している。例えば、たむらけんじがゲスト出演したアニメ第17話について、「(アフレコが自分達とは別の日だったので)どんな様子だったのかは知らない」と草尾が答えたのを受け、プロデューサーの麻生が「上手でした」と答えただけに留めていた。
  3. ^ 当初は暫定的に採用したと(特に草尾が)強調していて番組内でもまだ募集している旨告知もしていたが、いつの間にか定着しておりWebサイトの投稿フォームからも選べなくなっていた。
  4. ^ 1週しか出演しなかったのは五條真由美うちやえゆかだが、この回(第28回)の放送時間は53分30秒で、配信時点では実質2週連続で出演したのとあまり変わりがなかった。
  5. ^ 話題が他局で放映中の番組についてまで及ぶことがある。例えば竹内順子がゲストの時は自身が出演するNARUTOシリーズについて言及するだけでなく、スタジオにおねがいマイメロディシリーズのクロミのぬいぐるみなどが用意されていた [1]伊瀬茉莉也がゲストの時はニコニコ動画で配信されているペンギン娘はぁとの宣伝を行っていた。
  6. ^ アニメ出演声優の場合は、敵味方問わずタイトルコール前ショートドラマにも参加している。
  7. ^ シリーズ構成の成田良美、作詞家の只野菜摘、ミキサーの川崎公敬(タバック)が飛び入り参加させられた。また、川崎とキャラクターデザインの川村敏江は投稿したメールが採用されたこともある。
  8. ^ 最初のコンセプトはタイトル通り小々田コージとして答えることになっていたが、初回で草尾が小々田先生の言葉では答えられないとギブアップし今の形式となった。
  9. ^ 『ナツ子』はナッツとココの略であると説明されているが、当初ゲストコーナーにはタイトルをつけていなかったと思われる。第1回でのコーナー紹介で入野が『ナツ子の部屋』というタイトルであると発言し、ジングルと入野の物真似をするようになった。
  10. ^ 本編内ではっきりと言及してはいないが、草尾が「パクり?」と突っ込むのを入野が懸命に「パクりと言わない!」と否定をしている。
  11. ^ 入野のキャラクターが「パルミンを探せ!」コーナーで募集するような人物に匹敵するのを、草尾がからかっていたことに由来。
  12. ^ 実際に第4シリーズで宮沢歩の幼少時代の回想シーンに出演しているので、全くの嘘ではない。
  13. ^ 夢見るシンデレラたちに、思い出という魔法を…。Webラジオ CLUB ココ&ナッツ CD発売記念公開録音イベント『June Cinderella Night』が北沢タウンホールで開催 - アニメイトTV Web
  14. ^ アニメ本編に先立ちバンダイ製の声が出るおもちゃの声録りで初めてアフレコをして、どんな声を出せばいいか非常に苦労したことを草尾も入野もたびたびネタにしていた。
  15. ^ 永野愛だけ振られなかった。また竹内順子は拒否した。
  16. ^ June シンデレラナイト(本番組未放送)…Yes!プリキュア5GoGo! Webラジオ CLUB ココ&ナッツ Vol.3の初回限定版に同梱されたCDに収録。
  17. ^ 第1回でのコーナー紹介での出来事。アイキャッチ後にスタッフが気づき、次週以降の放送を見て欲しい旨釈明があった。
  18. ^ 入野は最初号泣して言えなかったが、記念撮影後に持ち直して言い直すことにした。
  19. ^ ダイジェストの回数に抜けがあるのは、「ナツ子の部屋」(ゲスト登場回第1週目)が収録されていないため。
  20. ^ 開始前の前説及び各コーナー、ゲストの工藤真由宮本佳那子とのトークを収録。ただし各人の歌は含まれていない。
  21. ^ ゲストが参加した回はほぼ網羅されている。朴璐美が参加したものはVol.4のオープニングに使用されたため未収録。
  22. ^ 最終回にプロデューサーの麻生が語ったところによると、「ドラマCDを制作中の雑談で『ラジオ番組なんか作れたらいいね』という話が出たことがCLUB ココ&ナッツ誕生のきっかけだった」とのことである。





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