AIの遺電子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 07:32 UTC 版)
主な登場人物
声の項はテレビアニメ版における声優。
- 須堂 光(すどう ひかる)
- 声 - 大塚剛央[9]、松田利冴(幼少期)
- 本作の主人公で須堂新医院の院長でもあるヒューマノイド専門医の人間。腕前は高く患者からも信頼されている。あまり感情を表さないためクールに見えるが[10]、実際は感情的な言動が多い。
- 髪は白く、幼いころは免疫が弱く病気がちであった。ヒューマノイドの母親の養子として育てられ、その母親は自分の人格コピーを販売し、重罪として服役中。母親のコピー人格を探すことが彼の目的でもある。
- モッガディート
- 闇医者としての須堂の名前。名前の由来はジェイムズ・ティプトリー・Jr.のSF短編小説『愛はさだめ、さだめは死』の主人公である非ヒト型種族の名前[4]。
- 樋口 リサ(ひぐち リサ)
- 声 - 宮本侑芽[9]
- 本作のヒロイン。須堂新医院で須堂の助手(看護師)を務めるヒューマノイドの女性。須堂を慕っている[11]が危ない(仕事を)する一面がある彼を心配している。15歳のときに開業する前の須堂の患者だったころからの付き合い。
- 原作ではリサの友人エリスに起きたエピソードだった「トゥー・フィー」(第29話)が、アニメ版ではリサに置き換えられている。
- ジェイ
- 声 - 岩中睦樹[12]
- 須堂新医院に設置されている産業用(医療用)AI。須堂の治療のサポートを行う。医療用AIに留まらない能力を持っているが、表面上は普通の医療用AIとしてふるまっている。
- 瀬戸(せと)
- 声 - 田丸篤志
- 須堂の大学時代の友人の1人であり、ヒューマノイド専門医。休業した須堂新医院の建物を借り受けて開業する。ヒューマノイドへの治療も過去の記憶を操作する(そのほうが報酬系などの操作を行うよりも効果的と主張する)など、須堂とは方針が異なる。
- 三好 レオン(みよし レオン)
- 声 - 山村響
- リサの友人の1人。ヒューマノイドの女性。サバサバしているので「サバちゃん」と呼ばれる。実は女性を愛する嗜好を持っており、リサを愛しているが、そのことで苦悩する。
- MICHI(ミチ)
- 声 - 寺崎裕香
- 超高度AI。名前はMultimodal Interface for Communication with Human Intelligenceの略称。人間およびヒューマノイドの世界をコントロールしている。
- カオル
- 声 - 高森奈津美[12]
- 須堂の大学時代の研究室の同僚。ヒューマノイド。現在は女性のボディだが、大学時代は男性ボディだった[13]。一度リサにセクハラしたことがある。MICHIの改修審査に携わるメンバーの1人。
- サラハ
- 「RED QUEEN」から登場。北ロビジアに住む女性であり、須堂と行動を共にする。
- トオル
- 北ロビジア在住の元日本人の青年。かつてはヒューマノイドのカオリと一緒に暮らしており、愛情を抱いていた。しかし、カオリには須堂の母親のコピー人格が入っていたため、また電脳の悪用を防ぐ目的で、須堂によって殺害(破壊)され、それ以降は須堂に復讐を誓う。
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