2027 (パチスロ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 01:56 UTC 版)
登場人物
センチュリオン
物語の主たる舞台となる最新鋭の原子力潜水艦。アメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦・シーウルフ級がモデル。姉妹艦として「2027Ⅱ」に登場する「エクセリオン」がある。魚雷発射管8本、最大魚雷積載数77本、対艦ミサイルも装填可能。静粛性に富み無音に近い形で航行が可能であり、更にソナーが多方面に装着され索敵にも優れる。2007年7月7日、試験航海中に日本海溝近海でタイムスリップし20年後の2027年の世界に迷い込む。乗組員は20名前後。
- 鳴海 恵介(声:奥田啓人)
- 本ゲームの主人公で、潜水艦「センチュリオン」の艦長「代理」。冷静さと的確な判断力を兼ね備えており危ない橋は渡らないタイプだが、ときには奇抜な発想やひらめきで敵を翻弄することも。右目が発光する特殊体質の持ち主。
- 鳴海 優・鳴海 愛(声:松浦チエ・峯香織)
- 恵介の双子の妹。短髪・貧乳が優で、長髪・巨乳・眼鏡が愛。優が姉で愛が妹。センチュリオンのソナー担当。恵介と同じく、2人とも右目が発光する特殊体質を持っている。が、それのみならずレーダーすら使わずにはるか遠くの敵潜水艦を(距離も含めて)目視できる能力を持つ。
- 東郷 正次郎(声:大木民夫)
- センチュリオンの艦長。白髪・白ひげの53歳。2006年に一線から退いたが、2007年突如として復官。そのままセンチュリオンの艦長に任命される。「艦長」とは呼ばれているがそれは名目上で、本人は体調の関係上ほとんど戦闘には参加せず、実質的な権限は恵介が握っている。エンディング(60G)でマスターとの戦闘後、息絶える。
- ペンタ(声:峯香織)
- センチュリオンにいるペンギン型ロボット。自らの意思による二足歩行や扉(ハッチ)の開閉といった高度な移動能力を持ち、少しだけなら感情表現もできる。またエンディングではマスターの超能力をはじき返すシーンがありと不思議な能力を持ったロボットである。背が低いせいと勝手気ままに歩き回るせいもあってか、よく皆から蹴飛ばされてすぐに故障する。「ペーン」または「ぺ」と鳴く。海底都市滞在中、BM中は幸運度(BM継続率)を遊技者に伝える。
- 小宮 佐知子(声:世戸さおり)
- センチュリオンの電気系統担当。ペンタの修理係でもある。優とは犬猿の仲で、よくケンカしている。
- 大屋 竜男(おやっさん)(声:大木民夫)
- 機関室長、髭のおじさん。
- 剛田 源二郎
- 魚雷室長、黒髪の筋肉質。
- 沢田 千明
- コントロールルーム操縦補佐、金髪のお姉さん。
- 操縦士(銀髪)・魚雷室の若者……等々
- センチュリオンのクルーたち。名称不明。
- 遥
- 恵介の婚約者。センチュリオンの試験航海の後、結ばれる予定だった。通常時のフェイスチャットにて、名前のみの出現。
ベース(基地)
センチュリオンが海賊討伐を行う際、物資などの補給を受ける小さな孤島に設けられた基地(BASE)。施設の大半は地下に建造されている。なぜかセンチュリオンの識別信号を認識しており、過去から来た彼らを疑いなしに受け入れた。
- 長老(オスカー・ガンダウルフ)
- ベースの長的存在。その名のとおりの容貌で、白髪に長い白ヒゲをたくわえている小柄な老人男性。センチュリオンが突如として未来にワープしてしまった謎の事件……その全体像を知っている男である。
- キース・バジーナ
- ベース(基地)の主要人物でドレッドヘアー。その類稀なる力量から、ベースの人たちから称賛されている。BMの401-420G間とまれに高確率(海底都市)中のフェイスチャットにて出現。
- チョビ髭男
- キースの相棒的な存在。名前不明。
- ベースの男女
- 通常時のフェイスチャットでのみ出現する男女。
市民防衛軍
海賊たちから身を守るため、有志によって結成された軍隊。海賊の討伐も行うベース(基地)とは、また違う組織である。
- クラウス・M・ローゼンバーグ(声:小上裕通)
- 市民防衛軍の長的存在。金髪でナルシスト。
- 謎の女側近A・B(マリア・クレア)
- クラウスの側に仕える、紫短髪・赤色長髪の2人の女。非常に無口で、物語中は表情一つすら変えない。何を専門としているのかも不明。しかも敵である筈のマスターに仕えていた時期があり、その行動・存在意義は全く謎に包まれている。
- リチャード・タイラス
- 旗艦「カスタリア」の艦長で、市民防衛軍司令官でもある人物。落ち着いた物腰だが、言葉の節々に何か陰謀めいた感じを残す。BMでは恵介と協力してエル(el)を撃破する。
- マイケル・サワムラ
- タイラスの部下。カスタリアの搭乗員だったが、タイラスの指示で特殊装備を施した「カスタリアII」に乗り込むことになる。しかしエンディングでは、その特殊装備の証拠隠滅のために潜水艦ごと爆破され死亡。
海賊
センチュリオンと戦うことになる相手たち。《》内は登場するBM継続ゲーム数。なぜか過去から来たセンチュリオンを、必死に探している。
- ドブロフスキー《001-200G》(声:ふくまつ進紗)
- 通称「ドブ」。力で人々を押さえつける東の海の海賊「ライラプス(LAELAPS)」のお頭。片手にムチを持った、筋骨隆々のヒゲ男。
- ケイ(K)《201-400,441-500G》(声:奥島和美)
- 自由気ままな西の海の海賊「バーニーズ(BARNEYS)」を統べる女海賊。部下からは「お嬢」と呼ばれる。左手にはカギ爪(脱着可能で、左手が無いわけではない)を、右目には眼帯をそれぞれ着けている。右目にしている眼帯は目が見えないわけではなく、右目が発光する特殊体質を隠すため。恵介の娘であることはわかっているが、何故その彼女が海賊をしているのか詳しい経緯は今作では明かされていない。
- エル(el)《501-700G、801G-》
- 南の海の海賊「アイオーン(AIΩN)」の主。「不死身」という二つ名を持ち、マスター(下記参照)の手によって潜水艦ごと"無限"に生み出される謎の"人型ロボット"兵。言葉を話すことも可能だが、戦闘中は滅多に喋らない。
- マスター《599-700G、エンディング》(声:小上裕通)
- この時代の海賊達を統べる存在。エルを大量に作り出せる巨大な海賊船「フォボス」に乗り込み、鳴海兄妹を意のままに扱える謎の【超能力】を持つ。正次郎は何故かNo.13(ナンバーサーティーン……13番目の超能力者)と呼ぶ。一つ目の仮面をつけており、その素顔は市民防衛軍のクラウスと全く同じ顔をしている。市民防衛軍&センチュリオンとの激闘の末、死亡。
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