19 (ゲーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 03:31 UTC 版)
スタッフ
- プログラム:おかむらきよし
- 音楽:松尾泰伸
- 音楽プログラム:おがわかつや
- 協力:おおさわよしたか、まつもとけいじ
評価
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- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、13.90点(満25点)となっている[2]。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、「初心者向けといいたいところだがユニットの動かし方が難しい」と紹介されている[2]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 2.80 | 2.60 | 2.60 | 2.90 | - | 3.00 | 13.90 |
- ゲーム誌『ユーゲー』では、「本作は当時シミュレーションゲーマーの間で流行していたプロット型SLGを主体にした戦闘システム採用の、初めてのタイトルだと推測される」、「プロット型SLGとして本作と『フェアリーテイル』以外に高い評価を受けている作品が少ないことから、高い水準のタイトルであることがうかがえる」と評している[3]。
備考
タイトル画面には大きく「19」の文字があり、その下に片仮名で「ヌイーゼン」、さらにその下に「NEUNZEHN」と表示されている。NEUNZEHNはドイツ語で19を意味する言葉である。ただし発音は「ヌイーゼン」とはかなり離れており、片仮名で表記するなら「ノインツェーン」などとするのが一般的である。
発売元であるソフトプロが親会社に吸収合併されたことにより、ディスクライターによる書き換えが終了してしまった。その後、一部のプレイヤーの間で再評価された影響もあり、中古市場ではプレミアが付いていた[3]。
ソフトプロ解散の折マルカツスーパーファミコン誌上で追悼記事が掲載され、本作と『ブリーダー』(1986年)、『フェアリーテイル』(1989年)の三作がソフトプロ三部作として挙げられた。
関連項目
- フェアリーテイル - バトルシステムは本作の改良版に当たる。
- ^ a b “19(ヌイーゼン) まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年12月24日閲覧。
- ^ a b c 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、 90頁。
- ^ a b c “総力特集 フォーエバー DISK SYSTEM”. ユーゲー 2003 Vol.09 (キルタイムコミュニケーション) 7 (18): 23. (2003-10-01).
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