髪フェティシズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 21:30 UTC 版)
断髪フェチ
このフェチを持つ者にとっては、女性の断髪シーンは性的興奮を伴うものである。相手の同意を得ない形での断髪フェチの歴史は古く、19世紀から20世紀半ばにかけて、ヨーロッパで横行していたことは前述の通りである。異端の断髪フェチとして、1954年にアメリカの雑誌『セクソロジー』で紹介された、女性に女性自身で断髪してもらうという断髪フェチも存在するという[5]。
1988年の松苗あけみの漫画『HUSH!』の冒頭では、ヒロインが美容院で長い髪を切り落とされているのを目撃した男主人公が「女の子が髪を切る姿はゾクゾクしないか?」と表現している。
断髪フェチ向けの作品
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断髪系のフェチになると多くの断髪シーンを見ることを望むようになる。しかし、漫画やドラマ、アニメにせよ断髪シーンが出てくる作品は少ないので、断髪シーンだけを取り上げた映像作品が多く作られるようになる。生産しているのはおもに欧米や東南アジアなどで、おもにインターネットの業者やサークルのサイトで購入するか、あるいはダウンロードするという形になる。いずれも腰を超える長髪からツルツルに剃り上げたスキンヘッドにまでエスカレートする傾向にある。日本でも断髪ビデオをインターネット販売しているところがあるが、外国物よりもコストが高い。また、最近ではYouTubeなどで断髪動画を集めるといった楽しみもある。
断髪や剃髪の場面が出てくる「断髪小説」を執筆し、発表しているサイトも見られる。
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