くすぐりフェティシズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 10:25 UTC 版)
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くすぐりフェティシズム(Tickling fetishism)は性的フェティシズムの一種。くすぐられることによって性的快感を得る。「knismolagnia」とも呼ぶ[1]。
概要
くすぐられることによって性的快感を得られる者もいる。
BDSMの分野においてはハーモニー社などのフェティッシュビデオを制作していたメーカーがTickling(くすぐり)というジャンル名で販売していた。下着姿の女性同士が片方を拘束してくすぐる、あるいは互いにくすぐり合う、といった内容のこれらのビデオには性行為がいっさい登場せず、延々と4、50分くすぐられる半裸の女性しか映っていない。またくすぐられるという行為のため女優は大声で笑うだけで、悩ましい喘ぎ声は少なく性的興奮を傍目では理解しづらい。
注意
SMプレイにおいては、拘束した上で行なうことも多く、実際にくすぐられるとまともな言葉を発することは困難になる。またプレイとしてパートナーと行なう場合には、雰囲気を楽しむために「だめ」「やめて」などの否定的な言葉はたいがい無視される。そうした場合本当に「だめ」で「やめて」ほしい場合でも(この場合呼吸困難で酸欠症状が起こっても)パートナーが行為をやめない場合がある。そのためプレイ前にセーフワード、もしくはサインを決めておき、適切にプレイを止める方法を確保しておく必要がある。
くすぐりを扱った小説・文芸作品
- 『海へ』島崎藤村 実業之日本社 1918年(大正7年)
- 『女の踏絵』梶山季之 講談社 1965年(『小説現代』1965年掲載)
- 『紫の火花』梶山季之 主婦と生活社 1965年(『週刊女性』1965年連載)
- 『青い旋律』梶山季之 集英社 1970年(『女性セブン』1969年連載)
- 『性科学XYZ』(セクソロジーXYZ)梶山季之 集英社 1970年(『女性セブン』1969年連載、『小説セブン』不定期掲載)
くすぐりを扱った映像作品
- 『アラスカ魂』(アメリカ映画 1960年 主演:ジョン・ウェイン)[2]
- 『バンデットQ(Time Bandits)』(イギリス映画 1981年)
- 『バロン(The Adventures of Baron Munchausen)』(イギリス映画 1989年 監督:テリー・ギリアム)
- 『キャノンボール2』(アメリカ・香港合作映画 1984年 主演:バート・レイノルズ)[3]
- 『ロボコップ2』(アメリカ映画 1990年 主演:ピーター・ウェラー)[4]
- 『くすぐリングス』(日本)
脚注
- ^ “Let’s explore “knismolagnia,” the fetish that has guys tickled, titillated & begging for more”. Queerty (2024年5月2日). 2025年8月2日閲覧。
- ^ DVD『アラスカ魂』( 販売元: 20世紀フォックス、2014/05/02)
- ^ DVD『キャノンボール2』( 販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ、2006/06/2)
- ^ DVD『ロボコップ2』( 販売元: 20世紀フォックス、 2014/03/05)
関連項目
- くすぐりフェティシズムのページへのリンク