青森競輪場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 22:27 UTC 版)
温泉施設
選手宿舎に全国の競輪場では数少ない天然温泉(ナトリウム塩化物強塩泉[8])がある。1991年に選手用浴場として利用されてきたが、2011年に一般客にも開放され[8]好評だったことから、2012年以降も開放されることになった。なお開放日は不定期の週末および祝日の午後となっており、公式HPなどで掲示されているカレンダーでの確認が必要。また利用には場内での購入車券を提示することが必要になる[8]。
浴室はシンプルだが、床が赤くなるほど成分が濃く、体がよく温まるのが特徴である。筋肉痛、関節痛、疲労回復に効能がある[8]。
イベント
- 緑と花の日曜祭 - 青森競輪場の開催レースの日曜日に行われる。
事件・事故
- 1974年6月23日、最終レースの判定で失格者を見誤り、本来払い戻しの対象にない連勝単式の結果を発表。直後に誤りに気が付いて訂正を行ったが、既に払い戻しが始まっており場内が騒乱状態になった。結果的に競輪場側が、場内にいた観客約1200人全員に対して1人当たり2万円を支払って騒動を収めている[9]。
- 2012年8月18日15時20分頃、メインスタンド3階食堂で、ガス爆発事故が発生、食堂経営者と従業員の計3名が重軽傷を負った[10]。この事故で、青森警察署は、2017年1月27日、食堂経営者とガス供給会社社員、及び施設管理会社社員の計3名を、業務上過失傷害の疑いで青森地方検察庁へ書類送検した[11]。
関連項目
- 青森テレビ - かつては当競輪場で開催されるGI競走が全国中継される場合のキーステーションとなっていた。また、本場開催日の深夜に『青森競輪ダイジェスト』を放送していた。
脚注・出典
注釈
出典
- ^ 平成24年10月以降のミッドナイト競輪について〜青森競輪場での開催が追加されます。〜 - 2012.8.31 KEIRINオフィシャルHPより
- ^ “2023年度下期開催日程” (PDF). KEIRIN.JP (2023年8月9日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ 青森競輪場におけるナイター競輪の開催について - KEIRIN.JP・2016年8月24日
- ^ “フードコート開設に全国の競輪場で初めて3人制バスケのコート新設 イベントで場内は盛況/青森”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年6月18日) 2022年6月19日閲覧。
- ^ 出典:『むつ市史 年表』815頁「現代 昭和25年(1950)」。
- ^ “青森競輪場がリニューアル”. zakzak:夕刊フジ公式サイト (2022年6月20日). 2022年6月30日閲覧。
- ^ 各場までの交通案内 - 青森競輪場ホームページ(運行ルート・時刻表はPDFリンク
- ^ a b c d 『行きたい!残したい!すごい温泉100』(2023年、イカロス出版発行)73頁。
- ^ 「騒ぎ得の2万円 判定ミス」『朝日新聞』昭和44年(1974年)6月24日夕刊、3版、11面
- ^ 出典:2012年8月19日付け東奥日報朝刊23面『青森競輪場でガス爆発か』記事
- ^ 青森競輪場爆発事故で3人を書類送検 - Web東奥(2017年1月27日配信)
固有名詞の分類
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