鈴木邦雄 鈴木邦雄の概要

鈴木邦雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 04:35 UTC 版)

宮城県出身。1970年東北大学理学部生物学科卒業。同年、横浜国立大学教育学部生物学教室に専攻生として入学し、宮脇昭教授の下で植生学の研鑽を積む。横浜国立大学助手、助教授、教授、学部長、理事・副学長を経て、2009-2015年、第14代横浜国立大学学長。2017-2023年、神奈川県立産業技術総合研究所 理事長・副理事長。これまで、神奈川県科学技術会議委員、神奈川県公害審査会調停委員、神奈川科学技術アカデミー評議員、神奈川県ユニセフ協会会長、日本マングローブ学会会長、自然環境復元学会会長、山梨県環境影響等審査会委員、日本ユネスコ国内委員会委員等の公職を歴任。

現在、国立大学法人宇都宮大学理事、公益財団法人・地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長、日本ビオトープ協会代表顧問等。

専門は,生態学および環境マネジメント。企業・地域社会の環境マネジメント・環境戦略、地域環境・都市環境計画、ミティゲーション(生態環境再生の技術イノベーション)などを、生態学とマネジメントの視点から調査研究を続けている。1980年から熱帯のマングローブ(東南アジア各国)や熱帯湿地生態系(タイ、マレーシア、カンボジア)のフィールド研究を行ってきた。

2023年、瑞宝中綬章受章[1][2]

略歴

  • 1970年 - 東北大学理学部生物学科卒業
  • 1970年 - 横浜国立大学教育学部専攻生
  • 1973年 - 横浜国立大学環境科学研究センター助手
  • 1982年 - 横浜国立大学経営学部助教授
  • 1992年 - 横浜国立大学経営学部教授
  • 1999年 - 横浜国立大学経営学部長
  • 2001年 - 横浜国立大学大学院環境情報研究院長
  • 2001年 - 横浜国立大学大学院環境情報研究院教授
  • 2006年 - 国立大学法人横浜国立大学理事・副学長(教育担当)
  • 2009年 - 国立大学法人横浜国立大学長(2015年まで)
  • 2015年 - 国立大学法人横浜国立大学名誉教授
  • 2015年 - 公財・かながわ科学技術アカデミー 事業顧問
  • 2017年 - 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 副理事長
  • 2019年 - 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 理事長(2023年まで)
  • 2020年 - 国立大学法人宇都宮大学理事 -現在に至る

著書

  • 『ハマの大学! 学長のおさらい』(単著、ジアース社教育新社)
  • 『生態系の暮らし方』(共著、東海大学出版会)
  • 『マネジメントの生態学』(単著、共立出版
  • 『入門 情報セキュリティと企業イノベーション』(共著、ジアース教育新社)
  • 『事例で学ぶヒューマンエラー』(共著、麗澤大学出版会)
  • 『技術者・研究者にもよく分かる マネジメント入門』(共著、オプトロニクス社)
  • 『熱帯生態学』(共著、朝倉書店
  • 『環境共生社会のグランドデザイン』(共著、NTT出版)
  • 『水に浮かぶ森』(単著、信山社)
  • 『エコマネジメント入門』(単著、有斐閣

  1. ^ 『官報』号外232号、令和5年11月6日
  2. ^ 令和5年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 12 (2023年11月3日). 2023年11月20日閲覧。


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