野球中華人民共和国代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 08:24 UTC 版)
概説
2000年代頃から、各種大会に出場するにあたっての基礎を築いていった。
2008年の北京オリンピックへ向けての強化を進めるにあたり、元ロッテオリオンズの選手でシアトル・マリナーズの監督も務めたジム・ラフィーバーが2003年に就任。
アジア選手権をはじめとする国際大会はもちろん、アジアシリーズ(チャイナスターズとして)やワールド・ベースボール・クラシックにも出場。
2005年のアジア選手権では歴代最高の3位に付けた。
2006年のアジア競技大会では4位であったが、チャイニーズタイペイ相手に善戦した。
2007年夏に行われた北京五輪野球のプレ大会では日本に決勝で敗退し2位となった。
2008年の北京オリンピック本大会では最下位に終わるも、チャイニーズタイペイから歴史的勝利を奪うなど健闘した。
2009年の第2回WBCでは北京オリンピックに続き、チャイニーズタイペイに4-1で勝利し、同大会初勝利を記録した。
2013年の第3回WBCではキューバ、日本に敗れ1次ラウンド敗退となるが、前回大会と同じくレイ・チャンの大活躍もあり、ブラジルには勝利した。
2017年の第4回WBCではキューバ、オーストラリア、日本に敗れ3連敗で1次ラウンド敗退となり、当時の規定では予選降格となった。
2019年のアジア選手権では、3位決定戦で韓国に8-6で勝利し、14年ぶりの3位となった。
2023年3月に開催された第5回WBCでは、同大会から参加国が増えた影響で予選免除となり従来通り本戦から参加。しかし、日本、チェコ、そしてオーストラリアに敗れ3連敗となり、1次ラウンド敗退が決まった。なお、オーストラリアにはコールド負けした。さらに韓国戦では、1試合でのWBC最多得点記録となる22点を韓国に奪われ、5回コールドで2-22で敗戦して予選降格となった[1]。
- ^ Michael Clair (2023年3月13日). “Korea sets Classic record for runs scored in win over China” (英語). WBC. 2023年3月13日閲覧。
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