葦プロダクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 18:48 UTC 版)
概要
1975年、竜の子プロダクション(後のタツノコプロ)でCM制作と版権営業の仕事をしていた佐藤俊彦、加藤博らが新興の玩具会社「タケミ」の要請により独立して創業。
後発の会社の為に放送枠の確保に苦労し、創業当初の3作品『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』・『超合体魔術ロボ ギンガイザー』・『女王陛下のプティアンジェ』はやむなく日本アニメーションの看板を借りて放送にこぎつけた[注 1]。『くじらのホセフィーナ』から『宇宙戦士バルディオス』までの4作品は日本アニメーションの代わりに国際映画社との共同制作となり、『戦国魔神ゴーショーグン』からは自社単独制作となった。
主にオリジナル企画が多いが、数こそ少ないものの原作ものも手がける。後述のウィズグループ離脱以降の2010年代では原作アニメの比率が多くなっている。
2001年11月に大幅な増資と共にバンダイグループ(後のバンダイナムコグループ)傘下となったが、2005年末をもって再び1000万円に減資し、バンダイは資本を引き揚げた。
2006年1月20日よりバンダイナムコグループ傘下の玩具企画開発会社・ウィズと業務提携し、2007年11月1日に社名を「株式会社プロダクション リード」に変更。これに伴い佐藤は代表取締役会長に異動し、新たに本郷武一が代表取締役社長に就任した。会社名の「REED」は、「葦」の英語読みである。
2009年5月20日、ウィズとのシナジー効果が期待出来ないことおよびウィズが玩具の企画・開発・製造に特化することを理由にウィズ保有の全株式が佐藤に譲渡され、ウィズグループから離脱した。
2019年2月12日、社名を「株式会社葦プロダクション」に再改称となる[2]。
注釈
出典
- ^ (株)葦プロダクションの新卒採用・会社概要 - ウェイバックマシン(2024年3月11日アーカイブ分)
- ^ “アニメ会社「プロダクションリード」、旧社名の「葦プロダクション」に名称変更 「ミンキーモモ」「ラムネ&40」などを制作”. ねとらぼ (2019年2月15日). 2019年2月17日閲覧。
- ^ “アキハバラ電脳組 : 作品情報”. アニメハック. 2020年12月3日閲覧。
- ^ 株式会社MAHO FILM - ウェイバックマシン(2022年3月31日アーカイブ分)
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