秋美愛
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批判
- 2017年6月、共に民主党代表として都鍾煥文化部長官の就任挨拶で「姓少数者」(都姓が珍しい姓という意味)が長官になったのは嬉しいというふうに発言をしたが、性的少数者を揶揄したとして正義党の元議員から批判を受けた[36]。また、2020年の法務部長官在任中にも検事との対立で「カミングアウト」という言葉を使用したため、再び正義党側から性的少数者用語の誤用だと公式的な批判を受けた[37]。
- 2017年12月1日にTHAAD配備した韓国に報復措置をしている習近平党総書記(国家主席)と記念写真を撮影した際に「韓半島の平和と安定に向けた努力に感謝したい」と述べたり[38]、12月3日に与党代表として中国共産党主催の「世界政党幹部との対話」における演説で民意に反する政権を弾劾して、文在寅政権を誕生させたことを「依法治國[39]の模範を示したもの」と中国共産党の国家統治を意味する依法治國と表現しているため[40]、朝鮮日報に「韓国与党代表が見せた事大」「秋氏は中国がやった何について感謝をするというのか、一度聞いてみたいものだ」と批判されている[38]。中国側にTHAAD報復への抗議を抗議しない姿勢を中国に見せたことや2008年の李明博大統領と2013年の朴槿恵大統領の特使対応と比較して、2017年5月に文大統領から送られた特使としての李海瓚[41]、香港行政長官級の接見対応に「格下」として取り扱われるようになったことを危惧されていて、「中国の夢という中華民族主義の被害を受けてきた半島の歴史を知っていたら口にも出来ない、堂々とした外交は中国だけには例外なのだろう」と疑義を呈されている[38]。
- 2018年には、金大中政府以前から民主党のために数十年間活動してきた岩盤女性党員が他の同党員らによる長年のセクハラとセクハラ後遺症で生死の境を迷ってきたことが発覚した。しかし、党代表としてコメントを出さずに沈黙して加害者党員を処分をせずにしていることを批判されている[42]。
- 2020年、朴元淳ソウル特別市長が元秘書からセクハラを受けたと告発された直後に自殺したことについて、これまで「n番部屋」事件など性犯罪に対して多くの強硬発言をしてきた秋長官が、朴市長をはじめ与党関係者の性的スキャンダルに対しては意図的に沈黙していると批判されている[43]。
- 秋美愛長官の息子が徴兵期間中、計58日間の休暇を取得していたが、その根拠となる病気休暇に関する記録が残っていないことが野党側から指摘され、「政権与党代表である『ママ・チャンス(権力者の母がくれた機会)』を使って『皇帝軍服務』を行ったのではないか」と追及した。また、与党側は安重根の言葉を引き出して秋長官の息子を擁護し、疑惑を指摘した野党を「クーデター勢力」と呼んだ[44]。この件について捜査していたソウル東部地検は2020年9月28日、不正はなかったとして秋や息子らを不起訴処分とした[45]。
- 2020年9月17日、娘が経営するレストランで記者懇談会などの名目で数百万ウォンの政治資金を消費し、政治資金法に違反する疑惑について、「娘の店とはいえ、無料で食べることはできないでしょう。政治資金法違反ではない」「(長女が運営する食堂で)しばしば記者との交流もあり、子供への激励もした」と回答した[46]。
- 秋美愛長官は、4カ月で3回も捜査指揮権を発動し(71年間の憲政史で捜査指揮権発動は、秋美愛長官の分も含めて4回のみ)、対立する尹錫悦検察総長を事件の捜査から手を引かせた。野党は、詐欺前科犯の言葉で捜査指揮権を乱発し、結果的に何の成果も上げられていないと批判した[47]。
- ソウル東部拘置所で新型コロナウィルスのクラスターが発生し、1カ月で全収容者の30%に相当する769人が感染した問題で、感染が拡大していた時期に「尹錫悦検事総長排除」に没頭し、本来の責務である矯正施設の管理には一切神経を使わなかったと批判されている[48]。
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