埼玉新聞 サイタマニア

埼玉新聞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 01:22 UTC 版)

サイタマニア

2010年4月より発行されている、埼玉のサブカルチャーに特化した特集紙面。開始当初、「月刊サイタマニア」として毎月最終日曜日(12月は31日)に発行され、2010年4・5月はプレ版として2ページ建てで開始し、6月より中抜き4ページ建てで掲載されるようになる。2012年4月から一時休刊していたが、8月から再開したものの、不定期発行していくために11月から「ほぼ」の2文字が加えられて「ほぼ月刊サイタマニア」としたが、2014年度から「ほぼ月刊」を外している。

開始の経緯から、『らき☆すた』にまつわる内容が中心となっているが、埼玉県に関する作品やサブカルチャー、ゆるキャラなどを取り上げており、声優などのインタビュー記事も掲載されている。特に埼玉県を舞台としたアニメ作品は、大々的に紙面を割いて紹介している。

最初に紹介したのは、上尾市を舞台のモデルとした桜井のりお(上尾市出身)のギャグ漫画およびそれを原作としたアニメ『みつどもえ』だった。この作品については、5月に桜井への、9月には丸井みつば役を担当した高垣彩陽・丸井ふたば役を担当した明坂聡美・丸井ひとは役を担当した戸松遥の3人へのインタビュー記事が掲載されたほか、12月では『鷲宮特別版』として『らき☆すた』との出版社[注 4]の枠を超えたコラボレーションが実現した特別版となり、書き下ろしのイラストや4コマ漫画も掲載され、掲載当日の31日から2011年1月3日までの4日間、鷲宮神社への初詣参拝者にも『鷲宮特別版』を無料で配布した。

また2011年4月からは秩父市を舞台のモデルとしたアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』に関する特集を断続的に掲載、2011年12月は『県内2大アニメ聖地特集』と題して鷲宮・秩父のアニメ聖地を徹底検証し、掲載当日の31日から2012年1月3日までの4日間、鷲宮神社と定林寺(1月1日まで)への初詣参拝者に無料配布を行った。

また、2010年7月16日には紙面と連動した携帯電話サイト・「モバイルサイタマニア」を開設し、『らき☆すた』のキャラクターによる埼玉の観光情報、埼玉のゆるキャラを使った待ち受け画面やデコメ素材、紙面で掲載されたインタビュー記事の再録や携帯サイト独自記事などを配信していたが、2011年7月1日から「モバイルサイタマニア」をAndroid用アプリに発展させた「サイタマニア電子版」として配信を始めたために、7月31日で「モバイルサイタマニア」のサービスを終了している。


注釈

  1. ^ 題字は、書家手島右卿揮毫1972年(昭和47年)5月から使用。埼玉新聞社題字
  2. ^ 当初は3月27日までだったが、当日の月刊サイタマニアが東日本大震災に伴う特別紙面体制により休載したために、繰上げ終了となった。
  3. ^ 久喜市商工会との合併により、2013年12月1日より久喜市商工会鷲宮支所に改称。
  4. ^ 『らき☆すた』はKADOKAWA、『みつどもえ』は秋田書店が版権を所有している。

出典

  1. ^ 『新編埼玉県史 通史編7』p996-999。
  2. ^ 上位3紙朝刊販売部数・世帯普及率”. 読売新聞. 2024年5月5日閲覧。


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