原田ウイルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/23 06:50 UTC 版)
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ファイル共有ソフト以外のアップローダなどでも確認されており、ウイルスファイルを実行した際に「原田」と名乗る人物画像が表示されるウイルスの総称でもある。なお、この「原田」という人物自身はウイルスの作成者ではない[1]。
原田ウイルスは専用のソフトウェアを使って容易に作れるため、初心者でも簡単に作れる[2]。それゆえ、亜種は100種類を超えると言われているうえにウイルスの挙動は1つではないため、駆除方法も1つではない。原田ウイルスMk-IIは原田ウイルスの後継亜種とされており、2007年2月頃に出現が確認された。
登場以前に蔓延していた山田ウイルスの亜種なのではないかという噂があったが、実際にはまったくの別物といえる。
- ^ “Winnyの「原田ウイルス」作者に、懲役2年・執行猶予3年の有罪判決”. Internet Watch (インプレス). (2008年5月16日) 2023年3月20日閲覧。
- ^ “ウイルス亜種100種作成多重感染型も大学院生供述”. asahi.com (朝日新聞社). (2008年1月25日). オリジナルの2008年1月28日時点におけるアーカイブ。 2023年3月20日閲覧。
- ^ “大阪電気通信大学が謝罪、「原田ウイルス」作者の大学院生逮捕で”. INTERNET watch (インプレス). (2008年1月25日) 2023年3月20日閲覧。
- ^ “ウイルス作成者に有罪…京都地裁判決”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2008年5月17日). オリジナルの2012年9月18日時点におけるアーカイブ。 2023年3月20日閲覧。
- ^ “PCファイル→イカ・タコ画像 ウイルス作成容疑で逮捕”. asahi.com (朝日新聞社). (2010年8月4日). オリジナルの2013年9月26日時点におけるアーカイブ。 2023年3月20日閲覧。
- ^ “イカタコウイルス作成者に実刑判決 「器物損壊」認定”. ITmedia ニュース (アイティメディア). (2011年7月20日). オリジナルの2011年7月22日時点におけるアーカイブ。 2023年3月20日閲覧。
- ^ “「イカタコウイルス」作成男、2審も実刑判決”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2012年3月26日). オリジナルの2012年3月29日時点におけるアーカイブ。
- 1 原田ウイルスとは
- 2 原田ウイルスの概要
- 3 症状
- 4 作成者
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