ロッテのおもちゃ!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 07:43 UTC 版)
種族
- 人間(にんげん / Maður)
- ごく普通の人間。妖魔界からは「ミッドガルド」と呼ばれる、別次元の世界に生きる知性体を指す。
- 妖魔族(ようまぞく / Álfur - アールヴ)
- アールヴヘイム(妖魔界)で最も多数を占める、一般的な種族。見かけや行動、能力などは人間とほぼ同じだが、耳たぶの上部がとがっているのが人間との一番の相違である。
- 夢魔族(むまぞく / Succubus - サキュバス)
- 絶滅に瀕している古代種族。とは言え、妖魔界では女王を輩出していることもあり、大きな位置を占めている。
- 元来、非常に「恋多き」種族であり、その相手は老若男女を問わない。また、交わった(ただし人間とは交われない)結果として生まれた子は、相手の種族にかかわらず、必ず夢魔族の性質・身体を100%受け継いだ子として生まれる。
- 第二次性徴の進行が非常に早い(半年から1年ほどの間に完了する)。変化は、まず翼が生え、その後に胸などの成長が起きる。
- ある程度の年齢になると、他人の精液を摂取しないと命を保てなくなる。幼少時は、精液の代用としてミルクを愛飲する。
- 淫魔族(いんまぞく / Inccubus - インキュバス)
- 夢魔族の男性版に相当する古代種族。
- 過去に絶滅したとされるが、第34話にて人間界に逃れ其処で子孫を成したと思われる事と現存する子孫が直哉である可能性がイニの口から述べられている。
- 古妖魔族(こようまぞく / Forn Álfur - フォルンアールヴ)
- 外見は妖魔族とほぼ同じだが、その来歴は古く、夢魔族と同じく古代種族の一つとされる。高位ルーンを行使できる等、特殊能力を持つ。
- かなり高齢になっても若々しい外見を保つのが特徴。
- 角魔族(つのまぞく / Lúður Álfur)
- 妖魔族と似た外見だが、額の上部左右に1対の短い角が生えている。
- 闇妖魔族(やみようまぞく / Nótt Álfur - ノートアールヴ)
- 外見は妖魔族とほぼ同じだが、皮膚が褐色なので、一目で区別できる。また、一般的な性向として、特に男性は好戦的な性格の者が多い。
- 長らく、部族間でのいさかいが続いていたが、スヴェイン王によりようやく統一され、闇妖魔族の国家が樹立された。
- 長い年月の間に妖魔族と交わる者も出たが、その結果として生まれた子は、肌に白色と褐色が混在したり、中途半端な褐色になる等の“混血児”となり、一般に「まだら子」と呼ばれる。まだら子は、通常は闇妖魔族に含まれるとされるが、実際には妖魔族・闇妖魔族の双方から(さらに他の種族からさえも)忌避・嫌悪され、ほとんどが奴隷などの最下層の労働者として働くしかない。
- 闇小人族(やみこびとぞく / Nótt Dvergur - ノートドヴェルグ)
- 闇妖魔族の一部族で、小柄なのが特徴。体格以外は、闇妖魔族とほぼ同様。
- 吸血魔族(きゅうけつまぞく / Vampíra - ヴァンピーラ)
- いわゆる「吸血鬼」の一族。夢魔族と同じく古代種族の一つとされる。コウモリに変身することができる。
- ある程度の年齢になると、他人の血を吸わないと命を保てなくなる。幼少時は、血の代用としてトマトジュースを愛飲する。
- 牙によって直接吸血された場合、吸われた人は吸った吸血魔族の下僕にされるという言い伝えがあるが、今ではその機能は退化している。また、異性間において直接的に吸血することは「契りを結ぶこと」と同意であるとみなされる。
- 乳牛魔族(にゅうぎゅうまぞく / Kýlbringa - キールブリンガ)
- 魔族の中でも希少とされる種族で、女性しか生まれない。また、例外なく巨乳で、若いうちから未婚でも授乳可能となる者が多く、乳母として働く者が多い。
- 特に「ジェルセイ種」は、その乳の質からも非常に高貴とされ、王侯貴族や富裕な家庭の乳母として働く。
- 外見上は、カールした角が頭の両サイドに生えているのが特徴である。
- 犬魔族(いぬまぞく / Varhund)
- 外見上は、頭の両サイドにとがった獣耳(犬耳)が生えているのが特徴。また、女性の中にはしばしば男性器を持つ者が生まれる。
- 犬と同様に亜種が多く、耳の大きさや形などは多種多様である。
- 兎魔族(うさぎまぞく / Varkanína)
- うさぎのような、大きな耳が外見上の特徴。また、体格はだいたい小柄。
- 種族としては少数派。学者肌の者が多く、賢者と呼ばれる者が多い。研究室にこもって外出することがあまりないため、その姿を見ること自体が難しいことが多い。
- 山小人族(やまこびとぞく / Dvergur - ドヴェルグ)
- ユグヴァルランドの北部の山中を中心に住む種族。小柄だが、体力に恵まれている。
- 男性は「ひげ」を生やすことが当たり前で、ひげの豊かさが女性にモテるポイントの1つとなっている。
- 狐魔族(きつねまぞく / Vartófa)
- 外見上は、頭頂部の左右にとがった獣耳(狐耳)が生えているのが特徴。ほかの種族と違い、青年期は30年近く続く。
- 蝶魔族(ちょうまぞく / Varvæng)
- 非常に小さい種族で、身長は35センチメートル前後。この種族である学園の教師・シフの背中には種族名にある蝶というよりは鳥を思わせる翼が生えているが、モブキャラクターには蝶の翅を持つ者も登場している。
- 猫魔族(ねこまぞく / VarKöttur)
- 外見上は、頭頂部の左右にとがった獣耳(猫耳)が生えているのが特徴。
- 人馬族(じんばぞく / ケンターレ)
- 半人半馬の外見を持つ種族。ユグヴァルランド建国以前に存在した妖魔族の大帝国末期に、東方より英雄王アトリに率いられて進入。帝国周辺の各種族の大移動を誘発したことによって帝国は崩壊した。
種族名は不明だが上記以外にも各種獣耳を持つ種族、ゴブリンのような容姿をした鷲鼻の種族、妖魔族と同サイズで鳥の翼と飛翔能力を持つ種族などが散見できる。
- ^ a b 「日ごろのお世話に夜伽の相手!? 子持ち男は姫のおもちゃ!! 『ロッテのおもちゃ』×新房昭之」『キャラ☆メル Febri』Vol.4、一迅社、2011年、60-67頁、2011年6月15日閲覧。
- ^ “「アスタロッテのおもちゃ!」アフレコ取材を直撃インタビュー!”. ascii.jp. アスキー・メディアワークス. pp. 1-3頁 (2011年4月1日). 2011年6月15日閲覧。
- ^ 身体データは巻末のキャラクターファイルより
- ^ ただしアニメ版では、最終回において互いの言葉が通じないという状況の中で、はっきりと直哉が好きだと告白した。
- ^ ただしメルチェリーダが直哉を意識して夜伽相手を指定した際の条件の一つに「黒髪」とあったことから、青紫色は漫画・アニメの表現手法であって実際の髪の色は黒色の範囲内であると見られる。
- ^ 兄妹と間違われることもあり、一度女装して明日葉と一緒に城に忍び込んだときは、姉妹と称したが特に疑われなかった。
- ^ メルチェリーダと初めて会った時には、両親は家には不在だったがまだ健在であった。両親の他界後、天涯孤独となったところにメルチェリーダに連れられて明日葉がやってきた模様。
- ^ 偶然目撃してしまったロッテはショックのあまり気絶し、その時の記憶まで飛んでしまった。
- ^ しかし、人間界に来たユーディットと初めて会った時にはすぐに彼女が人間ではないと見抜き、その魔法を目の当たりにしてもあっさり受け入れている。
- ^ 夢魔族の妊娠から出産までの期間は人間や妖魔族よりも短い。
- ^ 明日葉は「大人ぱんつ」と呼ぶ。
- ^ 制服はF(フロント)タイプ・B(ビキニ)タイプ・H(ハート)タイプと3種類あるが、どれも布地が極端に少ない。
- ^ 第6巻巻末のキャラクターファイルより。ただし、肌の色は褐色ではなく、ルーツは山小人族の国である北ドヴェルグ国にあると語っている。
- ^ アスタロッテのおもちゃ!② お詫びと商品回収のお知らせ公式サイト 2011年8月8日
- ^ 第2巻あとがきより。
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