ヤマト糊 ヤマト糊の概要

ヤマト糊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 05:23 UTC 版)

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ヤマト糊

歴史

従来、姫糊(飯を原料とする糊)は腐りやすく買い置きが出来なかったため、自分で作るか使う分だけ買いすぐに使い切る必要があった。1899年(明治32年)、東京墨田区において木内弥吉は腐らない糊の化学的処理に成功。デンプン糊に防腐剤を混ぜることで日本初の「保存の効く糊」として発売する[1]香料を加えて糊の刺激臭を消す工夫もなされていた[2]。しかし時間の経過に伴い徐々に粘性が失われ、また当初価格は姫糊の30倍も高いことなどからなかなか普及しなかった。その後の改良に伴い需要も伸び、東日本において大ヒットを収めている。

現在、デンプンはタピオカを使用しており、無香料となっている。

日本初と称しているが、腐らない糊は不易糊工業の不易糊がこちらより4年先(1895年)に開発されている。[1]

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