マクロス ダイナマイト7 使用曲

マクロス ダイナマイト7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 15:33 UTC 版)

使用曲

オープニングテーマ

「DYNAMITE EXPLOSION」
作詞 - 古屋敏之 / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - ON-DO / 歌 - Fire Bomber

エンディングテーマ

「PARADE」
作詞 - K.INOJO / 作曲 - 川野美紀 / 編曲 - ON-DO / 歌 - Fire Bomber

挿入歌

「NEW FRONTIER」
作詞 - 石川雅敏 / 作曲 - 河内淳貴 / 編曲 - ON-DO / 歌 - Fire Bomber
「FEEL UNIVERSE」
作詞 - 高柳恋 / 作曲 - Three Cat Night / 編曲 - 中山弘 / 歌 - Fire Bomber
「WILD LIFE」
作詞 - K.INOJO / 作曲 - 飯塚昌明 / 編曲 - 中山弘 / 歌 - Fire Bomber
「GO(自由な唄)」
作詞 - M.MEG / 作曲 - 川野美紀 / 編曲 - 田中裕千 / 歌 - Fire Bomber
「恋のマホウ」
作詞 - M.MEG / 作曲 - 湯川とうべん / 編曲 - M.Project / 歌 - Fire Bomber
「ANGEL VOICE」
作詞 - K.INOJO / 作曲 - 菅野よう子 / 編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 熱気バサラ(福山芳樹)
「水のような愛のような」
作詞 - 真名杏樹 / 作曲 - 川野美紀 / 編曲 - 上杉洋史 / 歌 - マリア(川野美紀)

リリースデータ

全てバンダイビジュアルより販売

  • VHS、LD
    • 『VOL.1 漂流 - WONDER - 』 1997年12月18日
    • 『VOL.2 墓場 - CEMETERY - 』 1998年2月25日
    • 『VOL.3 孤独 - LONESOME - 』 1998年5月25日
    • 『VOL.4 銀河クジラの歌う星 - ZOLA - 』 1998年8月25日
  • DVD
    • VOL.1『漂流 - WONDER - 』、『墓場 - CEMETERY - 』2000年7月25日
    • VOL.2『孤独 - LONESOME - 』、『銀河クジラの歌う星 - ZOLA - 』2000年9月25日
  • ブルーレイ
    • マクロス7 Blu-ray Box Complete FIRE 2(全話収録) 2012年12月21日

関連作品

マクロス ダイナマイト7 ミレーヌビート

マクロス ダイナマイト7 ミレーヌビート』(マクロス ダイナマイトセブン ミレーヌビート)は、高山瑞穂漫画作品。1997年から1998年まで『月刊少年エース増刊 エースダッシュ』誌上で連載された。全5話。単行本は角川書店より全1巻(ISBN 4-04-713231-4、1998年8月7日初版)が発売されている。

『マクロス ダイナマイト7』のサイドストーリー。テレビシリーズのヒロインであるミレーヌ・ジーナスを主人公に据え、ソロ活動をすることになったミレーヌの心情と成長を描く。マクロス7船団を舞台としており、OVA本編には登場しないテレビシリーズのサブキャラクターも複数描かれている。

ストーリーはOVA版で描かれた一部のシーンとリンクするかたちで進められるが、終盤のシーンは大筋こそ変わらないものの独自のアレンジが加えられており、OVA版と完全にはリンクしていない。

あらすじ(ミレーヌビート)

プロトデビルンとの戦いから1年後、マクロス7船団では復興を祝う「マクロス7復興祭」が執り行われていた。16歳となったミレーヌは、復興祭パーティの席でテレビプロデューサーサザピーに、自分がメインボーカルであるバサラと比べて、まったく脚光を浴びていないことを指摘され、のちにそれが事実であることを知り愕然とする。ミレーヌはバサラと向き合うためサザピーの誘いを受け、一度限りという約束でアイドルグループ「ジャミング・エンジェルス」とユニットを組んで出演する。その裏ではミレーヌの歌の力を利用してプロトデビルンの細胞サンプルから生み出した生体兵器「エビル」を稼働させる計画「プロジェクトE」がひそかに推し進められており、サザピーはそれに深く関与していた。

後日流れたファイアー・ボンバー脱退の噂を否定し、復興祭ライブに向け新たに開発されたプラズマシンクロシステムの実験を行っている最中、ミレーヌはバサラの歌に迷いを感じ取り、自分の歌によってその迷いを晴らす。船団での生活に退屈していたバサラは、これを機に放浪の旅へと出かける。ミレーヌは新ユニットでも活動しながら表面上は明るくふるまうが、ガムリンはその心中を察し、バサラを連れ戻しに向かう。

ソロ活動が軌道に乗り始めるなか、ミレーヌはサザピーがジャミング・エンジェルスの才能不足をなじる姿を目撃し、誘われたホテルの一室で抗議する。ミレーヌには特別な才能があると言うサザピーは、ミレーヌに薬を盛ってベッドに押し倒し、興奮をいざなう。そのとき、ミレーヌの感情と呼応するようにエビルが動き出し、ミレーヌのもとに向かう。自分には才能がないと言うミレーヌに対し、エビルはミレーヌの歌にパワーをもらったと言い、自ら歌いだす。ミレーヌはエビルとともに歌い、かつてバサラが言った「銀河が歌ってるぜ」という言葉の意味を実感する。その後エビルは宇宙のどこかへと旅立ち、ミレーヌもバンド仲間に促され旅立ちを決意する。

登場兵器(ミレーヌビート)

登場するのはVF-11MAXL改 ミレーヌ専用機(ミレーヌバルキリー)、VF-17T改 ナイトメア(ストームバルキリー)、VF-11D改 サンダーボルト(ジャミング・エンジェルス専用機)、VF-11C サンダーボルトVF-22S シュトゥルムフォーゲルII(ガムリン木崎機およびミリア・ファリーナ・ジーナス機)。VF-11MAXL改のカナード翼部分に「Fire Bomber」のロゴが入っているなど、若干の変更が見られる。

用語(ミレーヌビート)

ジャミング・エンジェルス
サザピーが自身の関与するプロジェクトE(後述)のために結成したアイドルグループ。メンバーは統合軍の民間協力隊「ジャミングバーズ」の女性隊員「ジャミングガールズ」の3人。
プラズマシンクロシステム
Dr.千葉がサウンドエナジー応用技術の開発中に偶然発見した副産物的な技術で、サウンドブースターから放射されたサウンドビームをオーロラのように空間に投影するシステム。マクロス7復興祭の最後を飾る銀河花火大会の「花火」として使用され、観衆を楽しませる。
プロジェクトE
統合軍のバートン大佐が中心となって推進する計画。1年前に採取したプロトデビルンの細胞サンプルを元に、プロトデビルンの器となったプロトカルチャーの生体兵器「エビル」を開発・量産化し、マクロス7に配備することが目的である(Eとはエビルの頭文字)。そのためには大量の生体エネルギー「スピリチア」の採取が必要となるため、統合軍訓練艦ビギンヒルに設置された「スピリチアアブソーブドアクチュエーター(SPIRITUA ABSORBED ACTUATER)」を用いて、ファイアー・ボンバーのライブで歌を聴きスピリチアを回復した観衆からひそかにスピリチアを抜き取り、エビルを培養していた。

小説版

飯野文彦 『マクロス ダイナマイト7』上下巻
角川書店 1999 - 2000年 ISBN 978-4047016248(上巻) ISBN 978-4047016286(下巻)
ノベライズ作品。一部の展開が原作と異なっており、あとがきによればパラレルワールドとして位置づけられている。

CD

ビクターエンタテインメントより発売。

シングル

  • 『DYNAMITE EXPLOSION』(1997年12月17日発売)

アルバム

  • 『DYNAMITE FIRE!!』(1998年1月21日発売)
  • 『ENGLISH FIRE!!』(1998年2月21日発売)
  • 『ZZNKQB ZOLA RADIO FIRE!!』(1998年9月2日発売)

ゲーム

マクロスアルティメットフロンティア
2009年10月1日発売。PlayStation Portable用のアクションシューティングゲーム。
プレイヤーは惑星ゾラのパトロール隊員となる。OVAを原作とした「漂流」「密漁団との攻防」「孤独」「銀河クジラの歌う星」とゲームオリジナルの「銀河パトロール隊訓練」の合計5つのミッションが収録されている。クロニクルモードでは熱気バサラとして銀河クジラに歌を聞かせる。

注釈

  1. ^ 『マクロス ダイナマイト7』のVHS / LD第2巻までのライナーノートには「2046年」と記されていたが、第3巻からは「2047年」となっている。なお、テレビシリーズ『マクロス7』の舞台となる時期は一般に「2045年」とされるが、同作品終了後に発表された年表では2045年3月から2046年2月までとされている[1]。1999年に発売されたFire Bomberのベスト・アルバム『ULTRA FIRE!!』の初回特典ブックレット「Fire Bomber Official fan book」に記載されている年表では、本作で描かれている出来事が起きたのは2047年3月とされ、後年の資料における年表でも2047年とされている[2]

出典

  1. ^ 河森正治・千葉昌宏「MACROSS HISTORY」『マクロスプラス MOVIE EDITION』『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』パンフレット、ビックウエスト、1995年。
  2. ^ 「タイムラインシート プロトカルチャー史と人類の歩み」『マクロス・クロニクル No.50』ウィーヴ、2010年、16頁。
  3. ^ a b 「ワールドガイドシート 様々な惑星」『マクロス・クロニクル No.44』ウィーヴ、2010年、28頁。
  4. ^ 『マクロスF OFFICIAL FAN BOOK』学習研究社、2009年、57頁、ISBN 978-4056053579
  5. ^ 「キャラクターシート 惑星ゾラの人々」『マクロス・クロニクル No.19』ウィーヴ、2009年、17頁。
  6. ^ a b 「ワールドガイドシート 銀河クジラ」『マクロス・クロニクル No.31』ウィーヴ、2009年、26頁。
  7. ^ VHS/LD『マクロス ダイナマイト7 Volume.3 孤独 - LONESOME - 』ライナーノート。






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