マイク・マーシャル (ミュージシャン) マイク・マーシャル (ミュージシャン)の概要

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マイク・マーシャル (ミュージシャン)の解説 > マイク・マーシャル (ミュージシャン)の概要 

マイク・マーシャル (ミュージシャン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 21:32 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
マイク・マーシャル
(Mike Marshall)
基本情報
出生名 Michael James Marshall
生誕 (1957-07-17) 1957年7月17日(63歳)
アメリカ合衆国ペンシルベニア州ニューキャッスル
ジャンル ブルーグラス, クラシック, ジャズ, ニュー・アコースティック・ミュージック
職業 作曲者、ミュージシャン
担当楽器 ギター, マンドリン, ヴァイオリン, マンドセロ
活動期間 1979–present
レーベル Rounder
Windham Hill
Compass
Sony Classical
Adventure Music
共同作業者 Montreux
The Duo
Modern Mandolin Quartet
Choro Famoso
サイコグラス
公式サイト mikemarshall.net

経歴

ペンシルベニア州ニューキャッスルの生まれ。フロリダの中央で育ち、現在はカルフォルニア州オークランドに在住[1]

1980年代初頭からニュー・アコースティック・ミュージックに携わる。マーシャルは様々なジャンル(ブルーグラス、クラシック、ジャズ、ブラジル音楽など)のアーティストたちと共演・レコーディングを行っている。フラットマンドリンを始めとしたマンドリン類の楽器や、ギター、ヴァイオリンを演奏する。

マーシャルは様々なコンテンポラリーなアコースティックミュージシャンと共にレコーディングやツアーを行っている。例えば、デビッド・グリスマントニー・ライス、マーク・オコナー、ステファン・グラッペリダロル・アンガー、バーバラ・ハイグビー、ジェリー・ダグラスなど。Sony Classic labelから出した二つのアルバムはビルボードのクラシック・ミュージック・チャートに載った。一つはバンジョー弾きのベラ・フレック(Béla Fleck)、ベース弾きのエドガー・メイヤーと共にレコーディングした"Uncommon Ritual"。もう一つは、ヴァイオリン弾きのジョシュア・ベル(Joshua Bell)、マンドリン弾きのサム・ブッシュ、ベース弾きのエドガー・メイヤーと共にレコーディングした"Shor Trip Home"である。

マーシャルと彼の長年の相方であるダロル・アンガーはデュオで、Compass, Windham Hill Recordsから6枚のアルバムをリリースしている。彼ら二人が所属する、実験的なブルーグラスのバンド、サイコグラス(Phychograss)には他にギター弾きのデビッド・グリアー(David Grier)、バンジョー弾きのトニー・トリシカ、ベース弾きのトッド・フィリップスが所属している。

1984年から1990年の間、マイク・マーシャルはモントレックスに所属していた。モントレックスのバンド名は、モントレックス・ジャズ・フェスティバルでの演奏をレコーディングした、Live at Montreux – Darol Anger/Barbara Higbie Quintetに由来する。このバンドは解散するまでに"Sign Language","Let Them Say"の二つのスタジオレコーディングアルバムをリリースした。

マーシャルはクラシック音楽への強みを生かして、1986年にModern Mandolin Quartetを結成した。このバンドはバンドリンファミリーの楽器から構成され、Windham Hill Recodsで4枚のアルバムレコーディングを行った。1995年にはカーネギー・ホールでの演奏を果たした。

マイクはマンドリン弾きのクリス・シーリとの共演を行っている。彼らのアルバム"Into the Cauldron"はSugar Hill Recordsから2003年にリリースされ、Amazon.comの2003年のアルバムランキングTop 10入りを果たした。彼らのデュオはブルーグラスミュージックを基礎とするが、クラシックやニュー・アコースティックへの情熱もまた演奏へ反映させている。

ツアーやレコーディングといった活動に加えて、マイクは音楽レーベル Adventure Musicのパートナーでもある。マイクのプロジェクトとして、ブラジルからのアルバムリリースが挙げられる。彼の最近のリリースにはピアニストJovino Santos Netoとのデュオによる"Serenata"(Hermeto Pascoal作曲)や、彼のブラジル音楽のバンドChoro Famosoなどがある。

彼は、San Francisco public radioのKQED's トークショー"Forum with Michael Kransny"のために、"Peter Pan"のテーマソングを作曲した。[2]

マーシャルは料理人でもあり、サンフランシスコ沿岸のシェフたちに音楽のレッスンを行う代わりに、料理レッスンを行ってもらう企画でよく知られている。また、彼はオークランドのゲイターランドスタジオに拠点を置くプロデューサーでもある。

彼の元妻はヴァイオリン奏者のKaila Flexerであり、彼女との間に一人の娘がいる。

マイクの現在の妻はCaterina Lichtenbergで、共にAdventure Musicからアルバムをリリースしている。

2011年6月から、オンライン・マンドリン・スクールでブルーグラスを専門として教鞭をとっている。[1]

ディスコグラフィー


  1. ^ The Story of Mike...”. Mike Marshall, Adventure Music (2006年). 2008年1月21日閲覧。
  2. ^ About Forum”. KQED. 2008年1月21日閲覧。


「マイク・マーシャル (ミュージシャン)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マイク・マーシャル (ミュージシャン)」の関連用語

マイク・マーシャル (ミュージシャン)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マイク・マーシャル (ミュージシャン)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマイク・マーシャル (ミュージシャン) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS