バギオ大地震
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 14:20 UTC 版)
断層
この地震により110km以上に及ぶ地震断層が地表に現れ、横ずれは最大で5mに達した。液状化現象、地盤沈下、斜面崩壊が各地で見られ、被災範囲は東西約100km、南北約150kmにわたった[4]。翌17日に逆断層運動によると考えられるモーメントマグニチュード6.4の最大余震が発生した[3]。
被害
この地震により1,621人が死亡し、数千人が負傷した。当時のバギオでは最高級のホテルであったハイアット・テラス・ホテルをはじめ、ホテルなどの建築物が多数倒壊した。
題材とした作品
脚注
外部リンク
- バギオ大地震(英語)
- ^ a b “M 7.7 - Luzon, Philippines”. United States Geological Survey (1990年7月16日). 2017年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月31日閲覧。
- ^ a b 『理科年表』1994年版、丸善、1993年11月、p.875
- ^ a b c 阿部勝征 フィリピン・ルソン島地震(1990年7月16日)の地震学的調査 東京大学地震研究所彙報. 第65冊第4号, 1991年3月29日, pp.851-873
- ^ a b 佐藤忠信、東原紘道、小長井一男1990年フィリピン地震の地盤震動強度と構造物の被害 京都大学防災研究所年報34巻 1991年4月1日 pp.63-80
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