ノルム (体論)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 07:39 UTC 版)
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定義
体の有限次元拡大 L / K に対し、L の元 α のノルム NL/K(α) は以下のように定義される。
K の L を含む代数閉包 Ka を固定し、σi : L → K a (1 ≤ i ≤ n) を K の元を固定する相異なる中への同型の全体とするとき
- :
ここで、[L:K]i は非分離次数である。
例
L を複素数体 C, K を実数体 R とすると、R の代数閉包は C であり、R を固定する C の自己同型は恒等写像と複素共役をとる写像の 2 つであるから、任意の複素数 α = a + ibに対して
が拡大 C / R に関する α のノルムである。
- 1 ノルム (体論)とは
- 2 ノルム (体論)の概要
- 3 性質
- 4 一般化
- 5 関連項目
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