ネオプラン・スペースライナー ネオプラン・スペースライナーの概要

ネオプラン・スペースライナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 07:05 UTC 版)

ネオプラン・スペースライナーN117/3 宮城野観光バス
ネオプラン・スペースライナーN117/2 帝産観光バス
ネオプラン・スペースライナーN117/2 中央交通「マルコポーロ号」
ネオプラン・スペースライナーN117/2 日の丸自動車興業「コンコード」(のちにスカイバスに改造?)
ネオプラン・スペースライナーN117/2 日の丸自動車興業「スカイバス東京」

概要

1979年に開発された。

ダブルデッカーではどうしても天井高さの関係から居住性が犠牲になるため、1階部分を運転席とトランクルームのみとして、2階席の居住性を図ったモデルである。乗客の乗降は側面中央部のドアから行う。

本型式の派生仕様として、15m車体の「メガスペース」が1994年に発表されている。

日本におけるスペースライナー

日本では中央交通により1980年に輸入されたのが最初である。当時の日本の法規では、UFC(アンダーフロア・コックピット)仕様の車両はダブルデッカーとしての扱いであったが、ステップ部にミニサロンを設置した仕様もあった。

1階には運転席のみという「2階だけバス」は、日本においてはケスボーラー・ゼトラに続く2例目であり、この後いすゞ・スーパークルーザーUFCを皮切りに、UFCの観光バスが日野を除く各社からリリースされることになった。

2軸仕様(N117/2)と3軸仕様(N117/3)があり、2軸仕様ではUDトラックス(旧:日産ディーゼル)のエンジンを搭載した車両も存在する。

エピソード

関連項目

  • 中央交通 - ネオプラン日本総代理店。
  • スカイバス東京 - 初めはダブルデッカーの改造車を使用していたが、1階席を使わないことによる割り切りと人気の高さに応えるべく、増備車のベースに選定された。



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