ネオプルラナーゼとは? わかりやすく解説

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ネオプルラナーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/14 14:47 UTC 版)

ネオプルラナーゼ
識別子
EC番号 3.2.1.135
CAS登録番号 119632-58-5
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA英語版 BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum

ネオプルラナーゼ(Neopullulanase、EC 3.2.1.135)は、プルランに作用しパノース(6-α-D-グルコシルマルトース)を遊離する化学反応触媒する加水分解酵素である[1]。 系統名はプルラン 4-D-グルカノヒドロラーゼ(パノース形成)(pullulan 4-D-glucanohydrolase (panose-forming))。

概要

1988年に、Bacillus stearothermophilus TRS40の生産するプルラン分解酵素が、プルランのα-1,4グルコシド結合を加水分解し、α-パノースを生成することが見いだされた[1]。この酵素の基質特異性はTVAと同じであったが、TVAと比べて澱粉の加水分解力が小さかったことから、ネオプルラナーゼと命名された。この酵素もTVAと同様に、α-1,4結合の他にもα-1,6結合をも加水分解できること、糖転移できることが明らかとされた[2]

関連項目

出典

  1. ^ a b Imanaka, T. and Kuriki, T. (1989). “Pattern of action of Bacillus stearothermophilus neopullulanase on pullulan”. J. Bacteriol. 171: 369-374. PMID 2914851. 
  2. ^ 『澱粉の科学と技術』 ISBN 978-4990528706

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