ナイナイの迷探偵 ナイナイの迷探偵の概要

ナイナイの迷探偵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 21:19 UTC 版)

ナイナイの迷探偵
ジャンル アドベンチャーゲーム
対応機種 PlayStation
開発元 ナムコ
発売元 ナムコ
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 1999年12月21日[1]
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解説

タイトルにもなっているナインティナインの他、吉本興業の実在の芸人をゲーム中に数多く登場させたアドベンチャーゲーム

プレイヤーは矢部浩之を操作し、聞き込みや捜査を行いながら犯人を追う。吉本の各キャラクターの個性を存分に引き立たせ、本人等も声で出演している。所々にギャグ要素も盛り込まれている。前作『さんまの名探偵』とは違いコマンド式ではなく、相手に話し掛けることで物語が進み、前作同様のミニゲームや新しく岡村隆史の暴走に矢部が入れるツッコミのタイミングでセリフなどが変わる。ただし勝敗に関わらずゲームは進むため、半日で終わらせることも可能。他にも前作のBGMや『さんまの名探偵』に関するクイズなども用意されている。

ナインティナインは録音以外でほとんどゲームに関わっておらず、『オールナイトニッポン』にて告知するまで、どんな内容のゲームかすら知らなかった。本作のTVCMでは、岡村・矢部共にそれぞれ出演の映画『無問題』『メッセンジャー』の役名が名札に書かれているお遊びがあった。『めちゃイケ』で矢部が探偵のオファーをした回では、ゲームでの探偵モードと同じ色の帽子やコートを着た「オカレモン」が現れていた。

さんまの名探偵』のようなシリアスな雰囲気が撤廃されており、ギャグのセンスについては「間」も「ニュアンス」もないため評判が悪い。ゲーム性の低いミニゲームなども評価を下げている。強いて言えばキャラクターはポリゴンで表現されているため、上手く表現されておりそこそこ本人達と似ている[1]

操作方法

マップ画面と捜査画面があり、捜査画面では矢部を操作し近くにいる人物、まわりの物を調べる。マップ画面で矢部のキャラクターを行きたい場所に移動させて○ボタンを押すとその場所での捜査が始まる。マップ画面は関東エリア、関西エリアが基準となり駅から新幹線で行き来しながら進める。ストーリーが進むに連れて別エリアも登場するが、自由に行き来はできない。

捜査画面では岡村が何かを思いついた時に話し掛けると、後にツッコミメーターが出現。タイミングよくツッコミすることにより矢部がレベルアップする。ミニゲームが増えたためゲームセンターが無くなり、カジノ、競艇、競馬ができる。カジノでコインを増やすと色々な賞品と交換できる(賞品は芸人のブロマイドやミニゲームのフリーパスで、交換するとタイトル画面から「EXTRA」モードへ行くと見ることができる)。

タイトル画面でしばらく操作せずに待つと、ランダムで色々な動画が観られる。

ストーリー

テレビ収録後、矢部は『さんまの名探偵』を見て探偵になりたいと思い、岡村に告げる。最初は乗り気ではなかった岡村も、矢部の説得で矢部以上に乗り気になってしまう。その時、極楽とんぼの楽屋で盗難事件が発生。しかし、盗まれたのがカップラーメンだったためやる気を無くす岡村だが、戻った楽屋で自分のある宝物も無くなっていたため本格的な捜査を開始する。


  1. ^ a b c 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p42-43


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