チャウンシー・ビラップス アメリカ代表

チャウンシー・ビラップス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 05:24 UTC 版)

アメリカ代表

2002年バスケットボール世界選手権アテネオリンピックで金メダルを逃したアメリカ代表チームは、金メダル奪取に向けて本格的なチーム作りを開始し、当時チームメイトのテイショーン・プリンスと共にアメリカ代表候補に選出された。2006年バスケットボール世界選手権は個人的な理由で欠場、北京オリンピックは予選のみ出場だったが、2010年バスケットボール世界選手権では初戦から出場。2010年代表チームはケビン・デュラントら若い選手中心のメンバー構成だったが、ラマー・オドムと共に共同キャプテンとしてチームを牽引。2002年以来の世界選手権金メダルの獲得に貢献した。

プレイスタイル

現在のNBAを代表する正統派ポイントガードの一人。バスケットIQ[要曖昧さ回避]の高さと強いリーダーシップでチームをまとめることができ、司令塔としての評価が高い。チームメート一人一人の長所をうまく引き出し、絶妙なチームオフェンスを展開する。守備にも精通し、チーム全体のディフェンス意識すら変えることができる存在感がある。特筆すべき能力として重要な局面での高いシュート決定力を誇り、"Mr.Big Shot" と現地のコメンテーターによって命名された。決して運動能力に恵まれているわけではないが、強靭なフィジカルとポイントガードとしては比較的大柄な体格でポストプレーも多用する。決して派手なプレーは多くないが、特に試合終盤での安定感は抜群であり、チームメートや監督からは絶大な信頼を得ており、アイザイア・トーマスからは「彼は過小評価されている」と評されている。

その他

受賞歴

  • NBAファイナルMVP:2004
  • オールスター出場:2006, 2007, 2008, 2009
  • オールNBA2ndチーム:2006
  • オールNBA3rdチーム:2007, 2009
  • オールNBAディフェンシブ2ndチーム:2005, 2006

  1. ^ a b CHAUNCEY BILLUPS CAREER” (英語). NBA. 2024年2月24日閲覧。
  2. ^ Pistons acquire Iverson for Billups, McDyess, Samb”. nba.com (2008年11月5日). 2012年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月11日閲覧。
  3. ^ Chauncey Billups 2013/14” (英語). ESPN. 2024年2月24日閲覧。
  4. ^ 【NBA】37歳のC.ビラップス、17シーズンの現役生活にピリオド” (2014年9月11日). 2014年9月14日閲覧。
  5. ^ Detroit Pistons Retire Chauncey Billups' No.1 Jersey


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