ストローマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 13:12 UTC 版)
対処
ストローマンを完全に避けることは不可能であるが、 はっきりとした具体的な言葉を用いることが最善であると考えられる[6]。
- 「それはストローマンである」と明確に指摘する。相手の立場と、己の主張が同等である具体的な根拠を相手に説明してもらう。
- 無視する。相手をスルーし、自らの主張を毅然として貫く。ただし、相手が引き続き屁理屈を捏ね続ける可能性がある。
- 相手のストローマンを擁護する。この場合、歪曲された相手の詭弁を擁護する必要がある。またこの場合、相手から主張を受け入れているように見えるため、相手の誤解を指摘することが難しくなる。
脚注
参考文献
- Pirie, Madsen (2007). How to Win Every Argument: The Use and Abuse of Logic. UK: Continuum International Publishing Group. ISBN 978-0-8264-9894-6
関連項目
- ^ Downes, Stephen. “The Logical Fallacies”. 2016年1月13日閲覧。
- ^ Damer, T. Edward (1995). Attacking Faulty Reasoning: A Practical Guide to Fallacy-Free Arguments. Wadsworth. pp. 157–159
- ^ a b 香西秀信 『論理病をなおす!:処方箋としての詭弁』 筑摩書房 <ちくま新書> 2009年 ISBN 978-4-480-06516-2 pp.97-104.
- ^ 英: slippery slope
- ^ “宇多田ヒカルさんも悩ませた“ストローマン論法”とは――ストローマン論法はやめよう(1)”. 株式会社新潮社 (2020年12月28日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ “What is a straw man argument?”. マイクロソフト (2023年3月12日). 2024年2月13日閲覧。
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